東京コミックコンベンション2023(東京コミコン2023)が、幕張メッセにて、2023年12月8日(金)~12月10日(日)の期間、開催されています。「セレブ・ステージ:エヴァンジェリン・リリー」が12月9日(土)に行われました。
ワスプのように小さくなれたら?
2日目午後のステージには、エヴァンジェリン・リリーが登場。初日には短時間登壇する時間がありましたが、2日目のセレブ・ステージではたっぷりとファンからの質問に答えました。
初日は全身黒の衣装だった彼女は、純白のトップスに黒のパンツで満面の笑みで客席に手を振りながら登場。「皆さんとても丁寧で、私に会って泣き出してくれるファンも居てくれて、とても嬉しいです」と日本ファンへの感謝の言葉から始まりました。
初めてワスプの衣装を着用した時の思い出を聞かれると、「6カ月かけて私の体にぴったりマッチするように作られたので、すぐにスーパーヒーローになり切れたので助かりました」と裏話を披露。ワスプのように小さくなれたらどうするか問われると「重役室に忍び込んでどんな会話が行われるのか見てみたい」と意外な興味を語りました。
タウリエル弓の動作を披露
『ホビット』シリーズに関しては、「トールキンの原作本を私は13歳の時に読んでいて、その頃からずっとエルフになりたいと思っていて、その思いが役作りにとても役立ちました」と子供時代のエピソードを披露。タウリエルの弓を引くポーズを求められると、華麗な動作を披露し、ファンから歓声が上がりました。「お客様が巨大なクモだと思って矢を射るしぐさをしたんですよ」とポーズの秘訣まで語りました。
普段の役作りについて聞かれると「どう演じるかは考えず、演技をしていることを意識しないようにしています。実際の生活では人はリラックスしているように見えても悲しんでいる時もあるので、本来の自分自身を自然に出すようにしています」と自然体の演技手法を語りました。
今後については、「自分自身の生活で、母親としての生活や、人道的な社会活動、そしてライター業も充実させたいですね」と演技以外への意欲も示しました。
最後に、日本について「今回の来日でもあらゆる日本食を食べています。ハワイに20年住んでいるのですが、そこには多くの日本人が居ますし、魚も豊富。ニギリ、サシミ、何でも美味しいんです。さらにパートナーが漁師なので、獲った魚をすぐ料理してくれて、いつも美味しく食べてるんです。日本を心から愛してます、皆さんありがとう」と日本愛を大いに語って降壇しました。
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