東京コミックコンベンション2023(東京コミコン2023)が、幕張メッセにて、2023年12月8日(金)~12月10日(日)の期間、開催されています。「セレブ・ステージ:トム・ヒドルストン」が12月9日(土)に行われました。
ロキを演じて私の人生も変わりました
「ロキ」最終話が配信されたばかりのトム・ヒドルストンが、2018年以来5年ぶりに東京コミコンに登場。
MCのLiLiCoさんと客席による「ミスター」「トム・ヒドルストン」の呼び込みで、トムが登壇。大きな歓声に対し「ロキ モ アリガトウ ト イッテマス」と日本語で応えました。
ロキの印象的なツノ付きのコスチュームを初めて被ったのは2009年だったそう。「コミックで見ていた2次元の絵を見事に3次元化していて、王冠のようにも見えたし『これからやるぞ』という気持ちになりました」と思い出を語りました。さらにトムとファンで一緒にロキのツノポーズをして、会場が一体に。
「ロキを演じて私の人生も変わりました。これだけ長く演じられているのは皆さんの支持のお陰です。ロキは神ではありますが、複雑で遊び心があり弱さもあり、チャーミングで、多面的なところもあって、とても人間的なところが魅力なんだと思います」とロキが愛される理由を語り、「私は14年間もこの役をやっていますが、ロキは旅の終わりには孤独でしたが、私にはいつも皆さんのようなファンが居て下さって全く孤独ではありませんでした」と再度ファンへの感謝を伝えました。
カンバーバッチと一緒に寿司を食べに行った
MCUでも共演し東京コミコンで一緒に来日しているベネディクト・カンバーバッチについて「彼とは2010年にスピルバーグ監督の『戦火の馬』で共演し、共に何度も落馬しながら乗馬のトレーニングをした仲なので非常に初期からの友人なんです。でも最近会えてなかったので、ここで久しぶりに会えて、一緒にランチや色々な話が出来て良かったです。一緒にお寿司を食べたんですよ。ちなみに私が好きなネタはマグロ、サーモン、ハマチで、ワサビも好きなんです。緑色だからロキもワサビ好きかもしれないですね」とユーモアも交えながら来日エピソードを明かしました。
マーベルのコスプレイヤーとも交流
さらに「東京コミコンでアッセンブル!マーベル・ギャザリング2023」も開催。
マーベルキャラクターのコスプレイヤーが登場し、トムを囲んでギャザリングを行いました。コスプレイヤー一人ひとりにトム自らハイタッチでお出迎えし、さらにC.B.セブルスキーも登場してトムと握手を交わしました。
最後に「コスプレイヤーの皆さんは本当にファンタスティックで素晴らしい。そして昨日からここでサインや撮影で会っているファンの皆さんもとても親切で、私にかけてくれる言葉にも心動かされました。私の演じたキャラクターが皆さんの心に残ることが、私にもとても意味があるので本当に嬉しいです。ありがとう」と語り降壇しました。
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