ジブリパークは、新エリア「もののけの里」を、2023年11月1日(水)にオープンします。
『もののけ姫』モチーフの里山エリア
「もののけの里」は、ジブリパークの第2期オープンで登場する4つめのエリア。『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとにし、和風の里山的風景をイメージしています。
タタラ場
「タタラ場」は、『もののけ姫』の建物をモチーフにした体験学習施設。草屋根が敷かれた建物です。
中では、郷土的体験が可能。開園時は、愛知県など中部地方の山間部を発祥とする郷土料理「五平餅」の炭火焼体験ができます。
五平餅炭火焼体験
五平餅とは、炊いた米をつぶして串に巻きつけ、タレをつけて焼いた、愛知県など中部地方の山間部を発祥とする郷土料理です。タタラ場では五平餅にお好みのタレをつけ、七輪の炭火で焼いて作る体験ができます。
体験は1人1,200円。タレは、くるみみそ、しょうゆ、ナポリタンの3つから選べます。所要時間は約20分、10歳以上が体験できます。
乙事主
『もののけ姫』に登場する乙事主(おっことぬし)をモチーフにした大きなオブジェ。全長約7.6m、高さ約3.4mあります。白い毛並みをカラフルなタイルや玉石で表現しています。
背中は滑り台になっており、小学生以下が遊べます。
タタリ神
『もののけ姫』のタタリ神もオブジェになって登場。カラフルなタイルで彩られています。
全長約9m、高さ約2.8mあります。登ることはできません。
物見やぐら
エミシの村にある「物見やぐら」も建てられています。
もののけの里の入り口付近の高台に建てられており、エリアに入場しなくても近くで見ることができます。
もののけの里 休憩処
休憩処では、「もののけの里」オリジナル商品や、飲料を販売しています。
建物は、2005年の愛・地球博の頃に「サツキとメイの家」の隣に建てられた管理棟を移築したもの、エリアの雰囲気に合わせ石置屋根仕様になっています。
「干し肉/もののけの里」(788円)、「マスコット/タタリ神」(1,540円)、「マスコット/乙事主」(1,540円)などを販売しています。
炭焼き小屋
タタラ場の裏手にあり、実際に炭を焼くことができます。
あいちサトラボと一体の景観
もののけの里は、愛・地球博記念公園で里山づくりに取り組む「あいちサトラボ」の区域に隣接する形で作られました。
あいちサトラボと一体感のある景観を持たせながら『もののけ姫』をモチーフにした世界観を構築。また、タタラ場や炭焼き小屋は、あいちサトラボの当初の拡張計画にあった施設をベースにしています。ジブリパークの力で、体験学習施設としての目的を実現させました。
宮崎吾朗監督メッセージ
もののけの里はお隣のあいちサトラボと景観的、環境的に一体となるように心がけながら作ってきました。草木が主人公ともいえる、とても良い風景が出来上がり、私はたいへん気に入っています。
タタラ場での五平餅焼き体験もできますし、タタリ神や乙事主も待っています。新しくジブリパークに加わったもののけの里を皆さんも気に入ってくださることを心から願っています。
チケットは大倉庫とセット
ジブリパークのチケットは日時指定の事前予約制です。「もののけの里」の入場券は、2024年2月12日(月・休)までは、「もののけの里+ジブリの大倉庫 セット券」でのみ入場できます。
価格は平日大人2,500円、子ども1,250円。土日休日大人3,000円、子ども1,500円です。
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