レゴランド・ジャパン・リゾートの水族館シーライフ名古屋は、アオウミガメ2頭の命名式を、2023年5月21日(日)に開催しました。
アオウミガメ2頭 昨年10月より保護
シーライフ名古屋では、アオウミガメ2頭を2022年10月より保護しています。5月23日(火)に世界亀の日を迎えることを記念し、5月21日(日)に命名しきを開催しました。
アオウミガメの愛称は、子供達に笑顔を与えられる存在になってほしいとの願いを込めて、3月1日よりシーライフ名古屋への来館者を対象に募集。応募総数約1,000件(各500件ずつ)の中から絞れた各4つの名前のうち、Twitter投票で最も多くの票を獲得した愛称が選ばれました。
愛称「こむぎ」「おこめ」と命名
色々なものに興味津々、人なつっこい性格のカメには「こむぎ」、はずかしがり屋で食いしんぼうのカメには「おこめ」という愛称が贈られました。
命名式には、レゴランド・ジャパン・リゾートの本多良行社長、シーライフ名古屋の小川泰史館長、シャークガイ、2頭の名付け親が参加。レゴブロックで制作したそれぞれのネームプレートも公開され、記念品の贈呈と合わせてシーライフ名古屋スタッフ一同より感謝の意を示す盛大な拍手が送られました。
「こむぎ」の名付け親となった栗林さんは「これから(アオウミガメたちが)元気に過ごしてほしいです」、「おこめ」の名付け親となった家田さんは「餌をたくさん食べて、大きくなってほしいです」と語りました。
関係者コメント
シーライフ名古屋では海の環境保全活動の一環として、高知県室戸岬沖定置網にて混獲されたウミガメを保護する「むろと廃校水族館」と共同で保護を展開しています。今回命名された「こむぎ」および「おこめ」の愛称について、協力先のむろと廃校水族館 若月館長は「世界や日本の主食でもあるすごく身近なものを名前にしていただき、この命名を通してウミガメが身近な存在になればうれしい」とコメントを寄せました。
シーライフ名古屋 小川館長は「世界48ヶ所にあるシーライフは生物の多様性と彼らがくらす海を好きになってもらうことを目指しています。また、プラスチックごみのない海洋環境と海洋生物を守る活動にも注力しています。『こむぎ』と『おこめ』を観に来た子どもたちが、少しでもウミガメの生態に興味を持ち、ウミガメがくらす海を守るために何ができるかを考えるきっかけを作ることが保全への第一歩だと考えています」と語りました。
命名式の最後に、本多社長は「今日、この日を待ちわびていました。シーライフに仲間入りした2頭のウミガメに素敵な名前をありがとうございます。これから『こむぎ』と『おこめ』は多くの子どもたちを笑顔にしてくれることと思います」と挨拶しました。