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アオウミガメの赤ちゃん 小笠原諸島の海から預かりすみだ水族館で展示

2022年10月23日 あとなび

すみだ水族館は、2022年7月28日(木)に小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃん2頭を、サンゴ礁エリア「ウミガメ水槽」にて2022年10月11日(火)より一般公開しています。

アオウミガメの赤ちゃんを1年間預かり

すみだ水族館は、2012年の開業時より東京都小笠原村と提携し、絶滅危惧種アオウミガメの保全活動に参画しています。その活動の一環として、小笠原諸島で生まれた赤ちゃんを、外敵に襲われにくい大きさに成長するまで水族館で約1年間育て、故郷の海へ放流する活動を行っています。

昨年預かったアオウミガメの「かなめ」は、甲長が約9.7cmから約28cmに成長し、10月7日(金)に飼育スタッフが見守るなか、小笠原諸島の海に還っていきました。「かなめ」という名前は、小笠原諸島の父島にある「要岩(かなめいわ)」から名付けられており、今年も小笠原村立小笠原小学校5年生が名前を考える予定です。

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赤ちゃん一般公開

2022年7月28日(木)に小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃん2頭を、サンゴ礁エリア「ウミガメ水槽」にて2022年10月11日(火)より一般公開しています。

2頭のようすが間近で観察できる「ウミガメ水槽」の壁面には、毎日の甲長・体重などの測定データ、成長グラフ、飼育スタッフの手描きの観察メモなどをパネルで掲示します。水槽では、赤ちゃんがゴハンを食べるようすや泳ぐようすを間近で観察することができます。

甲羅の長さが約9cmの赤ちゃんたちが、一年間でどのように大きくなるのか、館内では定期的に測定のようすを公開します、また、毎日のゴハンのようすも見ることができます。

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放流のようすを館内にて放映

2021年10月2日(土)から約1年間すみだ水族館で過ごし、甲羅の長さが約9.7cmから約28cmに成長した「かなめ」を、故郷である小笠原諸島の海へ放流するようすを、インフォメーション横 館内モニターで放映します。

小笠原村との取組み

2011年6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島は、国内最大のアオウミガメの産卵地であり、現地ではさまざまな保全の取り組みが行われています。すみだ水族館は小笠原村の活動に賛同し、アオウミガメの赤ちゃんのかわいらしい姿や成長の過程、希少性を伝えるため、約1年間預かり育て、小笠原諸島の海へ放流する活動に参画しています。2022年は、飼育スタッフが小笠原諸島までウミガメの赤ちゃんを迎えに行き預かりました。また、小笠原村立小笠原小学校の5年生には、小笠原諸島にちなんだ2頭の赤ちゃんの名前を考えてもらい、決定し次第、館内や施設公式ウェブサイト、SNSでの発表を予定しています。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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