東武動物公園は、サル山を、2024年3月にリニューアルオープンします。
大小2つのサル山が誕生
新サル山(仮称)は「四季によって変化するサルたちの生活様式」がコンセプト。
大小2つの山ができ、最長部は約15mあります。2つの山にはロープが掛かっており、サルたちは綱渡りで山を移動できます。
水遊びや露天風呂が見られる
野生下では山地の森林地帯に生息するアカゲザルですが、平野や草原地帯など幅広い地形に適応できる動物です。新しい展示エリアには土を敷き芝や草、落葉樹を中心とした樹木を植えることで生息地に近い環境を再現。また、樹木の葉が緑陰となり夏の暑さを凌ぎます。
そして、小さい山には2つの滝があり、夏には仔ザル同士が水場に飛び込んで遊ぶ姿や、冬には露天風呂に浸かっている姿を見られます。
エサやりマシンを新設
旧サル山では、小さな子供はエサを投げてもサルまで届きませんでした。
新たに、サルとのコミュニケーションを取ることができる、エサやりマシンを観覧通路に設置。小さな子供でもマシンを使ってエサやりができ、エサを食べているサルたちを観察することができます。
また、旧サル山の寝部屋を改装し、新たな展示スペースを設置。新サル山で一番近くでサルたちを観察することが可能になり、曜日限定でエサやり体験も実施予定です。