すみだ水族館に、マゼランペンギンの赤ちゃんが2羽、2023年4月11日(火)に誕生しました。
「こうめ」と「あめ」が同日に誕生
すみだ水族館は、4月11日(火)にマゼランペンギンの赤ちゃんが2羽誕生しました。同日に2羽が誕生したのは、開業以来初めてのことです。
2羽は「こうめ」と「あめ」と名付けられました。
こうめ
「アンズ(オス)」と「マカロン(メス)」の赤ちゃんである「こうめ」は、お父さんの名前と同じ「杏」の仲間である「梅」から、小さな梅で「こうめ」と名付けられました。
すみだ水族館の近くを流れる北十間川から隅田川につながる船着き場である「小梅橋」にも由来し、地元の人と人をつないでくれる存在になってほしいという願いも込めています。飼育スタッフは、よく寝て元気に育ってほしいと成長を見守っています。
両親:アンズ(オス)、マカロン(メス)
産卵日:3月1日(水)
孵化日:4月11日(火)
現在の体重:112グラム(4月15日時点)
名前の由来:父の名前と同じ「杏」の仲間「梅」や墨田区の「小梅橋」にも由来。
補足:兄は2017年生まれのマイペースで寝るのが大好きな「あずま」
あめ
また、「アジサイ(オス)」と「チョコ(メス)」の赤ちゃんである「あめ」は、お父さんの名前である「アジサイ」の咲く季節に雨が多いことや「恵みの雨」という意味を込めて「あめ」と名付けられました。
母親の「チョコ」は父親の「アジサイ」のことが大好きで、「アジサイ」にめり込んで眠るほどです。そんな2羽にとって念願の初めての赤ちゃんがどのように育つのか、飼育スタッフは成長を楽しみにしています。
両親:アジサイ(オス)、チョコ(メス)
産卵日:3月3日(金)
孵化日:4月11日(火)
現在の体重:123グラム(4月15日時点)
名前の由来:父の名の「アジサイ」が梅雨に咲くことや「恵みの雨」が由来。
補足:アジサイ、チョコ夫婦の初めての赤ちゃん
3月生まれ「ぽんず」と一緒に6月以降プールデビュー予定
3月25日(土)には「ぽんず」も誕生しており、2023年にすみだ水族館で誕生したペンギンは3羽になりました。ぽんずは21日齢の4月15日(土)には990グラムまで成長しています。
3羽は、6月以降に大人のペンギンが過ごすプールへのデビューを目指しています。
成長がわかるモニター設置
6階「ペンギン」エリアスロープ入り口付近には、モニターを設置し、マゼランペンギンの赤ちゃんたちの成長のようすがわかる画像を投影します。バックヤードで暮らす赤ちゃんたちのふわふわで今しか見られない貴重な姿が楽しめます。
パネル説明
すみだ水族館で暮らすマゼランペンギンの成長過程や、「こうめ」の成長のようすがリアルタイムでわかるパネルを掲示します。
ペンギン足あとスタンプ配布
3日齢、20日齢、60日齢の「ぽんず」の実物大の足形スタンプを押して持ち帰れる用紙を配布します。
約60~70日齢で成鳥と同等の体長・体重になるマゼランペンギンの成長スピードを実感できます。足あとスタンプは「ぽんず」の成長に合わせ更新したものを追加していきます。
手のひらクラフト ペンギン赤ちゃん
生まれたばかりのマゼランペンギンの赤ちゃんを実寸大でクラフトで作るワークショップを開催します。手のひらにおさまる赤ちゃんの小ささを実感できます。
5月いっぱいまで開催し、参加は無料です。