すみだ水族館に、マゼランペンギンの赤ちゃんが、2023年3月25日(土)に誕生しました。
「ぽんず」と命名
すみだ水族館で今年初となる赤ちゃんは、2月11日(土)に「ラムネ(メス)」が産卵。産卵から49日目の3月22日(水)に内側から卵殻を割る嘴打ち(はしうち)が確認され、3月25日(土)に無事に孵化しました。現在は、バックヤードで飼育スタッフが健康管理をしながら、たくさん食べ元気に成長しています。
赤ちゃんの名前は、“ぽんっ”という明るい音が、元気な赤ちゃんにぴったりなことから命名。オランダ語の「ポンス」が語源となった「ポン酢」は、“ゆず”などの柑橘果汁を用いたものであり、お父さんの名前の“ゆず”とのつながりも表現するため「ぽんず」としました。かつて「ポン酢」が海外と日本をつないだように、架け橋になるように願いが込められています。
大物の予感…?
両親の「ゆず」と「ラムネ」は、朝から寝るまでずっと一緒にいて、お互いが同じ熱量で愛し合う素敵な夫婦です。そんな2羽から生まれた「ぽんず」は、卵の時から鳴き方に特徴があり、くちばしが太く、足が大きく生まれ、飼育スタッフは大物になりそうだと予感しているそう。
今後、赤ちゃんはバックヤードを中心に生活し、6月以降に大人のペンギンが過ごすプールにデビューする予定です。
両親:ゆず(オス)、ラムネ(メス)
産卵日:2023年2月11日(土)
孵化日:2023年3月25日(土)
現在の体重:104グラム(3月28日時点)
名前の由来:ぽんっと明るく元気な音から。父の名前でもある「ゆず」などを使った調味料「ポン酢」の語源はオランダ語の「ポンス」です。皆さまとの架け橋となるように命名しました。
補足:ゆず(オス)、ラムネ(メス)夫婦の初めての赤ちゃん