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ウォルト・ディズニー・イマジニアリングが新型オーディオアニマトロニクスを紹介 「ティアナのバイユー・アドベンチャー」予告動画

2024年4月16日 プーや

ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは、新たな動画シリーズをYouTubeでスタート。第1弾として「オーディオアニマトロニクス」の動画を、2024年4月4日に公開しました。

パークの裏側をイマジニアが紹介する新シリーズ

ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは、ディズニーパークのアトラクションなどを開発する組織。「イマジニア」とは、イマジネーションとエンジニアを組み合わせた造語です。

新たにスタートしたYouTubeシリーズは、ウォルトがディズニーランドをオープンする際にTV番組でパークのアイデアを紹介していたことにインスピレーションを得たもの。イマジニアの最新テクノロジーを披露し、次のパークへの期待を高める内容です。

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オーディオアニマトロニクスの歴史を紹介

第1弾のテーマは「オーディオアニマトロニクス」。パークで出会える、人間や動物のロボットです。「アニマトロニクス」とは、アニメーションとエレクトロニクスの造語です。

ウォルトは、旅行先で鳥のロボットを見つけ、これをパークに応用しようとイマジニアに解析させました。鳥が口ばしを動かすのに合わせて音を流せる技術を開発し、オーディオアニマトロニクスが誕生。1963年、ディズニーランドの「魅惑のチキルーム」にデビューしました。

さらに人間をリアルに再現したオーディオアニマトロニクスにも手をつけ、1964年ニューヨーク万国博覧会にリンカーン大統領のアニマトロニクスが登場。現在ディズニーランドの「リンカーン大統領の感動の演説」で楽しめます。

時代とともにアニマトロニクスも進化を続け、1989年にはA-100と名付けられた新型がデビューしました。リニューアルした「カリブの海賊」のジャック・スパロウのリアルな人間の動きや、東京ディズニーシー「センター・オブ・ジ・アース」の巨大なラバーモンスターなど、様々なタイプのアニマトロニクスが、世界のパークで稼働しています。

近年は「七人のこびとのマイントレイン」などで顔を映像で表現したアニマトロニクスが登場。さらにA-1000の新型が開発され、「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」のホンドー・オナカで、よりリアルなアニマトロニクスがお披露目されました。

最新型のアニマトロニクスは、香港ディズニーランドの「フローズン・エバー・アフター」や上海ディズニーランドの「ズートピア:ホット・パースート」でも楽しめます。

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スプラッシュ・マウンテンを大幅リニューアル

そして、動画で紹介されているのは、『プリンセスと魔法のキス』のティアナやルイスのアニマトロニクスです。

このアニマトロニクスは、2024年にオープン予定のアトラクション「ティアナのバイユー・アドベンチャー」に登場するもの。顔の動きに合わせて、口や瞳まで動きリアルな表情を作り出しています。

ウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダムと、カリフォルニア ディズニーランドでは、スプラッシュ・マウンテンをクローズし、「ティアナのバイユー・アドベンチャー」としてオープンする工事を進めています。『南部の唄』がテーマのアトラクションから、『プリンセスと魔法のキス』がテーマに、大幅にストーリーが生まれ変わります。

©Disney
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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