西武園ゆうえんちは、「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」を、2023年5月20日(土)から開催します。
豪華列車を舞台にした没入型イマーシブシアター
「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」は、3月17日にオープンした体験型レストラン「食堂車レストラン 黄昏号」を舞台にした没入型イマーシブシアターです。客席から舞台を鑑賞するだけではなく、観客ひとりひとりが物語の登場人物として演出に巻き込まれるため、観客ごとに見える視点が違い百人百様の個別体験を通して物語に没入することができます。
ゲストは、時岐乃山トンネル開通を記念した豪華列車「ダイニングトレイン レヴァリエール号」の御披露目走行の招待客として、さまざまな秘密を抱えた登場人物とともに列車に乗り込みます。
テーブルにはアフターヌーンティーセットが用意され、御披露目走行の祝福ムードでいっぱいに。
ダイニングトレインの車掌、阿南順の紹介を受け、時岐乃山トンネル開通事業を推し進めた大地主の娘である松重鏡花の挨拶を皮切りに、列車は動き出します。
数々の事件を解決してきた名探偵の南条五郎、一部のファンから絶大な支持を受けるも顔はあまり知られていない小説家の三島正清、時岐乃山トンネル建設工事に関わった元鉱夫の長坂太一、どこか態度がよそよそしい招待客の阿久津美雪、富豪の御曹司のようだが、事情により身分を隠している春原幸助、トンネル開通とレヴァリエール号乗車を誰よりも楽しみにしていた、ひときわ目を引くセレブリティの伊勢奈津子ら登場人物が出揃います。
乗客同士の歓談や、それぞれの人物の背景が少しずつ明かされるシーンが同時多発的に繰り広げられる車内で、ついに事件が起こってしまいます。
事件の黒幕は誰なのか?それぞれの登場人物の思いとは?ゲストは複雑に絡み合うストーリーを自分だけの視点で体験していきます。
USJ「ホテルアルバート」製作陣が手掛けるイマーシブ
ロンドンでの誕生以来、ブロードウェイから世界へと広まったイマーシブシアター。
日本における先駆け的存在である、2018年~2019年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンで開催された「ホテルアルバート」シリーズの製作に携わったチームが今回の「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」開発・演出を手掛けています。
移り変わる車窓を模したディスプレイや、照明効果、数十台のスピーカーによる音響で作り出され、シーンに応じて違った表情を見せる豪華列車の雰囲気はまさに一流のテーマパーククオリティです。列車内をゲストが自分の意思で自由に動いたりすることはなく、指定されたテーブルからストレートプレイで展開される物語を楽しむ場面が主となるものの、豪華列車の客車内、という縦に長い空間を活かし、さまざまな登場人物が同時多発的にストーリーを進行させることで、目の前の登場人物が発する情報のみ受け取ることができる環境となり、ゲスト一人一人に違った視点を与える演出になっています。
またストーリーの中で、ゲストは与えられた「豪華列車の御披露目走行の招待客」という設定の中で、登場人物と自由に会話を楽しめるシーンもあり、「テーブルに居るのは知り合い同士か」「どこから来たのか」といった他愛もない会話を交わすこともあります。時には、その会話を発端に、役割を与えられたり、一緒に行動をすることも。
時岐乃山トンネルの不思議な力で何度も時間が戻り、密室事件が繰り返される中で、ついにはゲストが事件の容疑者となりながらも、自分だけのミステリーの答えを求めて、何度参加しても楽しめる作品となっています。
実施期間:2023年5月20日(土)~
※初回販売対象となる公演日は2023年5月20日(土)~6月24日(土)の土日
場所:西武園ゆうえんち内「食堂車レストラン黄昏号」
上演回数:1日2回 15:45~/18:15~
上演時間:約90分
※開始時間は時期により異なります。
定員:1回57名
対象:中学生以上
料金:チケット5,400円
スペシャルドリンク付きチケット6,360円
※料金にはウェルカムドリンク・アフタヌーンティーセットが含まれます。
販売日:2023年5月1日(月)10:00~