ハウステンボス株式会社は、髙村耕太郎氏を社長執行役員に選任する人事を、2023年10月1日(日)に行いました。
TDS新テーマポート開発責任者がハウステンボス新社長に
ハウステンボスの新社長に選任されたのは、髙村耕太郎氏。前日まで株式会社オリエンタルランド執行役員でした。
髙村氏は、1998年に株式会社オリエンタルランド入社。経営戦略部長として、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の開発責任者を務めた人物です。2018年4月に執行役員へと選任され、リゾートクリエイト部担当に。2021年6月にリゾートクリエイト部の業務がマーケティング本部に移管されると、経営戦略本部に。経営戦略本部副本部長委嘱として、2023年9月末まで在籍していました。
オリエンタルランドは、2023年9月25日に、髙村氏の辞任による執行役員の退任を発表しています。
ハウステンボスは、ライドアトラクションの新設など、大型投資を計画しており、一部報道ではアトラクション開発を重視し髙村氏を引き抜いたと報じられています。
坂口氏は会長に
2023年9月までハウステンボス株式会社代表取締役を務めていた坂口克彦氏は、会長に就任。会長執行役員として引き続きハウステンボスの経営に携わるとしています。
坂口氏はユニ・チャームで取締役常務執行役員などを経て2014年にエイチ・アイ・エスに入社。HIS運営時代のハウステンボスで2019年1月から取締役常務執行役員兼ハウステンボス最高人事責任者を務め、同年4月にHIS沢田秀雄氏がハウステンボス社長を退き会長になる際に、坂口氏を社長に指名。
HISがハウステンボスを香港の投資会社PAGに売却した際も、坂口氏は社長を続投していました。
坂口氏は社長時代に、ハウステンボス入場ゲートでのお出迎えを日課として実施。これについては会長になっても継続すると自身のXにて表明しました。