四国水族館は、「リョウマエビ」の展示を、2023年2月15日(水)から行っています。
四国で発見された深海エビ
リョウマエビは、インド太平洋の沿岸域水深20mから500mに生息するイセエビの仲間で、高知県の土佐湾沖で初めて発見されたことから、土佐藩出身の志士「坂本龍馬」にちなんだ和名がつけられました。
オレンジ色の美しい体と眼の上の大きな棘が特徴的なエビで、捕獲されることは珍しく、四国水族館では初めての展示です。
深海性のエビのため、生態についてはまだまだ謎が多いリョウマエビ。さらに知見を深められるよう大切に飼育していきます。
リョウマエビ
学名:Nupalirus japonicus
イセエビ科のエビの一種。成体の体長は最大25cmほどで、インド太平洋の沿岸域水深20mから500mに生息する。ほぼ全身淡褐色で、第一歩脚が大きく発達し先端が鋏になっている。複眼の上には大きな「眼上棘」がある。第二触覚の基部をこすりあわせることでギィギィと音を出すことができる。和名は坂本龍馬に由来する。
展示開始日:2023年2月15日(水)
展示場所:本館棟1階 綿津見の景スクリーン横
展示個体サイズ:全長約20cm
※生きものの状態により予告なく展示を終了する場合があります。