フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのEPCOTに、新アトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」が、2022年5月27日、オープンします。
オープンから当面の間は、スタンバイを作らず特別な運営方法となります。
スタンバイなし、3つの乗車方法
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」オープン後は、通常通り列に並ぶスタンバイは行いません。
2回チャンスのあるバーチャルキュー、ホテルのグレードによって参加できる夜のバーチャルキュー、個別課金のインディビジュアル・ライトニング・レーンの3つの方法を使わないと、アトラクションに乗ることができないので、事前によく検討しておきましょう。
バーチャルキュー(朝・昼)
「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」などで以前使用されていたバーチャルキューが復活。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」に適用されます。
当日入園のパスポートを持っているゲストが公式アプリから参加でき、バーチャルキューに並ぶとグループ番号を発行、自分のグループが来るとアトラクションに並べるというシステムです。
チャンスは2回。朝7時と昼13時です。基本的に一瞬でなくなるため、スタート時間にアプリにアクセスすることが必須。
朝7時は当日のEPCOTの来園予約を持っていればホテルなどパーク外でも参加可能。13時は朝のバーチャルキューが取れなかった人が対象で、EPCOTのパーク内から参加する必要があります。
いずれにせよ、当日のEPCOTの来園予約を取っておくことが大前提となります。
高級ホテル宿泊者向けバーチャルキュー(夜)
ウォルト・ディズニー・ワールドでは、デラックスタイプのホテル宿泊者を対象に、夜の開園時間を延長する「エクステンデット・イブニング・テーマパーク・アワー」を実施中。
EPCOTの対象日には、「エクステンデット・イブニング・テーマパーク・アワー」参加者向けのバーチャルキューを追加で発行します。夕方18時にバーチャルキューの発行が開始され、ゲストはEPCOT園内から参加する必要があります。パークホッパーチケットを持っていれば、14時以降は自由にEPCOTに入園できるため、当日の来園予約を持っていなくても参加できます。
EPCOTでの「エクステンデット・イブニング・テーマパーク・アワー」は、7月までは毎週月曜日に開催されます。
インディビジュアル・ライトニング・レーン(課金)
有料ファストパスにあたる「インディビジュアル・ライトニング・レーン」も、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」が対象に加わります。ライトニング・レーンを取得できるようになる「ジーニー・プラス」ではなく、個別課金の「インディビジュアル・ライトニング・レーン」の対象です。
購入すると、指定した時間内にアトラクションに行くことで、バーチャルキューより短いルートからライドに乗ることができます。東京ディズニーリゾートの「ディズニー・プレミアアクセス」のようなシステムです。
14時以降の「インディビジュアル・ライトニング・レーン」を購入すれば、パークホッパーチケットを使えば、当日の来園予約がなくてもEPCOTに入園し、アトラクションに乗れます。
注意点
3つの乗車方法には注意点があります。
まず、パークに14時までに入園するには、事前に「パーク入園予約」を行う必要があり、入園枠が埋まってしまった場合、アトラクションに乗れる選択肢が大きく減ります。
入園予約がない場合は、夜のバーチャルキューか、14時以降のインディビジュアル・ライトニング・レーンを取るしかありません。
夜のバーチャルキューはデラックスタイプのホテル宿泊者が対象のため、宿泊代が高め。インディビジュアル・ライトニング・レーンは個別課金です。
また、1回目のバーチャルキューと、インディビジュアル・ライトニング・レーンの発売は、どちらも朝7時。同時に始まるため、どちらかを諦めなければならない場合があります。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」は、音楽が6パターンあり、ランダムで流れます。できれば滞在中に何度か乗っておきたいところ。旅程と最適な体験方法を検討して、朝の決戦に挑みましょう。
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