『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演 ~ようこそ! 忍たま文化祭!~』が、東京ドームシティ シアターGロッソで2023年9月29日(金)〜10月15日(日)の期間、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで10月20日(金)〜10月22日(日)の期間、公演されています。
忍たま文化祭の物語をブラッシュアップした再演版
今年4月に公演され、好評を博した第13弾を大幅ブラッシュアップした再演版。
学園長先生の突然の思い付きで開催されることになった文化。を忍術学園六年生6人を中心に準備をすることになりますが、五年生・四年生はもちろん、一年は組の3人や先生たち、第13弾初演にて初登場の事務員の小松田秀作、そしてドクタケ忍者隊や暗殺者の万寿烏・土寿烏も巻き込んで…
文化祭の開催にまつわる出来事を約2時間10分の公演時間の目一杯を使い、文化祭で披露する劇中劇「忍たま物語」のあまりの切迫した制作進行度合いに、フラフラになりながらも懸命に脚本を書き上げる忍術学園六年生の中在家長次を筆頭とした、忍ミュを通した舞台製作の裏側という面の描写も、大幅に追加がなされたアクション、シーンナンバー等の演出が「忍たまらしさ」を増幅させながらも、より強く描かれ、観劇満足度の高い作品となっています。
アニメ声優の特別アナウンス
そして公演の開演前のアナウンスとして、放送30周年を迎えたアニメ「忍たま乱太郎」から、小松田秀作の声を担当する山崎たくみさんと山田利吉の声を担当する岡野浩介さんの2人の協力により、今作限定の特別アナウンスが流れるという演出も。
特別アナウンスについて、善法寺伊作役の反橋宗一郎さんは「アニメの声を担当してる声優さんの本物の声を開演前に聞く事が出来て、忍たまの世界にお客様が入り込んだ状態で僕達が舞台に出ていける事はありがたいし、とてもやりやすい。ただ、小松田秀作役の輝山立の声はアニメの山崎さんの声と比べると大して似ていなかった」と囲み取材にてコメントしていました。
委員会の歌も
今回は、各委員会の歌も追加。
中在家長次役の新井雄也さんは、耳に残る委員会の歌として「豆腐委員会」を挙げました。「稽古場で久々知兵助役の山本透さんが自分的に納得がいかない、本当にずっと豆腐委員会の歌を歌っているんですよ。それが耳に残ってしまって、まだ場当たりしてないのに楽屋にいたら聞こえるんですよ」と稽古中のエピソードを明かしました。
キャストが描く似顔絵
反橋さんは冒頭、「僕らの似顔絵の下りがある」と説明。初演は尼子騒兵衛先生が描いていたものを、今回はキャスト陣が描いたそう。「すぐに描けるキャストもいれば、1週間書き続けてもダメを出される人、相方に書いてもらう人もいて。その絵も1パターンだけではないので楽しみにしていただけたら」と紹介しました。
それに応じて七松小平太役の坂垣怜次さんは「僕が描いた絵は1週間かかる位の凄く大変な絵でした。舞台に映像で絵が投影されると目をちょっと大きくしたいなとか、汗水を垂らしながら描いたのでそこを見て欲しい」と強調しました。
キャストコメント
立花仙蔵役・湯本健一
再演に向けて演出・作詞・脚本の竹本さんが初演をベースに、あちこちにエンターテイメント性を追及したエッセンスを詰め込んだ感じがとてもする作品だと思うので、初演との違い、竹本さんはこういう所を面白くしたかったんだろうなというのを感じて観ていただけたら良いなと思って、その期待と脚本に負けないよう、頑張っていけたらなと思っております。
大人数が出ているシーンが多い中でのテンポ感を大事に、というのが凄く多くて、竹本さんが明確に台詞を伝えないと(お客様に)伝わらないという所を皆でしっかりと稽古をしてきたつもりなので、伝えたい事をしっかりと伝えたいという事と、僕個人的に舞台下手下段で物語終盤に第10弾を彷彿とさせるシーンが一つだけあるので、最後、是非観ていただきたいと強く思っております。
潮江文次郎役・渡辺和貴
初演の時も思っていたんですけど、全体でのシーンが多いので、角度を変えると夫々が違う事をやっていたりとか、色んな視点で色んなものが見えるので、稽古場で同じシーンを作っていたんですけど、また違った形で面白いなと思いながら毎日色んなキャストの稽古を見ていたんですが、来て下さったお客様が毎日違う視点で観ていただけると楽しんでもらえると思います。
初演も盛沢山な内容だったと思うんですけど、再演は各委員会の歌も、殺陣も増えましたし、芝居も凄く盛沢山な内容となっておりますので、取り敢えず観に来て下さい!
中在家長次役・新井雄也
13弾は今までの弾と比較して何が違うのかと思ったら、原作であるアニメ「忍たま乱太郎」にもっと寄った忍たまらしい弾がこの13弾だなと思いまして、その再演がやって来て更に、もっともっと楽しく文化祭と呼べる様な内容に仕上がったんじゃないかなと思います。忍たまらしい部分だけではなく、カッコいいアクションや粋な演出が施されております。ぜひ、13弾再演をよろしくお願いします。
七松小平太役・坂垣怜次
雄也君の通り、宝石箱のように素敵な作品になっていますので、僕達は最後まで頑張っていきたいと思います。
僕個人的には食堂のおばちゃんとのシーンがあって、あの小平太がてんやわんやでどうしよう…と混乱するという、新しい小平太の一面を見せる事が出来ると思っているので、頑張っていきたいと思います。
食満留三郎役・鈴木祐大
初演に比べて再演はアクションシーンが多く、各キャラクターの得意武器が一つずつ紹介されるシーンがあるので、増えたアクションの部分もご期待いただければと思います。
ロープアクションが多く盛り込まれておりまして、私もずっとロープアクションに参加したいと言わせていただいていたんですけども、今回の再演では自分も参加をさせていただいて、形は違うかもしれないんですけども、‟ロープアクション”(ロープ操演)に注目していただけたらなと思っております。
善法寺伊作役・反橋宗一郎
13弾初演の時点で、ある程度作品が完成しきってしまっていたので、竹さんが何時も「再演は初演より面白くないとやる意味がない」と仰っていたので、如何を変えるのかと僕らも楽しみだったんですけど、台本上で結構なお笑いが交わされていて、僕らは楽しみながら稽古をしたんですけど、台本が足し算をされている分、僕らは引き算をしなければいけなくて、稽古で足し引きを繰り返して調整が出来たんじゃないかなと思っています。初演を観た方も観ていない方も楽しめる内容になっていると思います。
久々知兵助役・山木透
第13弾再演!初演よりもパワーアップした文化祭をお届けします。初演との違いも結構あったりしているので初年を観て頂いたお客様も、初めてのお客様も楽しめる作品になっていると思います。忍たま乱太郎、文化祭、舞台の裏側、面白いにきまってます!このワードだけでワクワクしますよね。カンパニー一同、ギリギリまでブラッシュアップしてきました。『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演』ぜひその目で観て頂きたい作品です。忍術学園にてお待ちしていますね。
豆腐委員会会長 久々知兵助
尾浜勘右衛門役・佐藤智広
尾浜勘右衛門役の佐藤智広です。さて、いよいよ‟ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演”がやってまいりました!初演は物凄く楽しかった記憶しかないので、再演も同じように…いや、それ以上に楽しくなるようにステージに立ちます!
初演は、初めての台本ということで、春の桜のように鮮やかで初々しく出来上がりました。再演は、亜紀に高揚で赤く染まる山々のように熱い気持ちでお届けいたします。皆様にお会いできる日を楽しみにしております!
平滝夜叉丸役・龍人
いよいよ忍ミュ第13弾再演が始まります。初演の雰囲気はそのままに、随所にパワーアップしたポイントが散りばめられているのでより明るく楽しい作品になったのではないかと思います。滝夜叉丸としてもよりスーパースター感を出せるようにマイナーチェンジを加えてもらえましたのでそこも注目していただけたら嬉しいです。そして何より再演を行えるのはお客様の声援のおかげだと思っています。自分の役割を全うして皆様に満足していただけるよう全公演全力でやり切ります。
綾部喜八郎役・大谷誠
綾部喜八郎役の大谷誠です。皆さん!遂に第13弾再演が始まります!新たに加わった演出にウキウキワクワクが止まりません!今回はアナザーストーリーもあるので、第13弾再演に沿った新しい展開にも注目してほしいです。初演との違いを楽しみながら、新たな展開に酔いしれてください。文化祭に招待されたお客様も、文化祭の成功には欠かせないピースとなっていますので、是非僕たちと一緒に文化祭を大成功させまよう。
浜守一郎役・飯塚大夢
忍ミュ第13弾再演、いよいよはじまります!!初演からこのファミリーに加わり、再演でもまた浜守一郎として参加できることをとても嬉しく思います。初演ですらとても面白かったものが、再演になってさらに!さらにさらに!パワーアップして帰ってまいりました!皆さんと共に楽しく、幸せなじかんが過ごせたらなと思います。
小松田秀作役・輝山立
再演をこの期間で上演するという経験が今までなかったので、今回の稽古期間でとても貴重な体験をさせて頂きました。初演がとても楽しい作品だった分、再演はどうやってパワーアップしていくのだろうと始動前は思っていましたが、しっかり演劇としてパワーアップしたものをお届け出来ると思います。役の深まりはもちろんの事、第13弾の作風ならではのパワーアップした要素もしっかり盛り込まれているので、楽しみにしていただけたらと思います!初演よりも伸び伸びと小松田さんを演じさせて頂きます!
脚本・作詞・演出 竹本敏彰
初演で好評だった作品をどう進化させるか!?みなさんとても興味があったと思います。初演終了後に周囲からは「再演どうするの?」「これ以上どこを面白く出来るの?」「もう変えようが無い!」「初演は越えられない!」などの初演出尽くしコメントを多数頂きました。ですが僕の中での再演ネタは、とにかくやりたいことが多過ぎて、逆に限られた上演時間の中に収めることの方が大変でした。(笑)もっと笑えないか‼もっと楽しめないか‼執筆中は劇中歌の♪まだまだまだ♪のフレーズが頭の中で無限ループでした。「まだ新キャラ登場するの⁉」「まだ曲増えるの⁉」そうです!ラストの殺陣だってまだ面白くなるんですよ!だってそれはもう、再演ですから!
公演期間
東京公演:2023年9月29日(金)~10月15日(日)
大阪公演:2023年10月20日(金)~10月22日(日)
会場
東京:東京ドームシティ シアターGロッソ
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
上演時間:約2時間10分(途中休憩無し)
料金
東京:S席10,000円(東京公演S席限定 特典ブロマイド付き)、A席8,000円、U-18限定席5,000円
大阪:9,800円(税込/大阪公演限定特典ブロマイド付き)、U-18限定席5,000円
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。