鴨川シーワールドに、エトピリカのヒナが2021年8月11日(水)にふ化しました。
巣立ちは2ヶ月後
エトピリカウミスズメ科に属する海鳥。
北太平洋に広く分布し、成長すると体長約40cmになります。
黒い体とオレンジ色の大きなくちばしで、繁殖期には頭に黄色い飾り羽が生えるのが特徴。
和名はアイヌ語のエト(くちばし)、ピリカ(美しい)に由来します。
エトピリカのヒナが2021年8月11日(水)にふ化しました。
生後1ヶ月を迎えたエトピリカのヒナの体重は約500gで、性別はまだわかりません。
1日に3回、飼育員の手からエサの魚を食べて、日に日に成長をしています。
ヒナは全身がふわふわの黒い綿羽におおわれ、特徴であるくちばしは、親鳥が幅広で色鮮やかなオレンジ色をしているのに対し、細長く黒っぽい色をしています。
普段はポーラーアドベンチャー「ピリカの森」に設置した巣箱の中で親鳥とともに1日を過ごしています。
現在はまだヒナの愛らしい姿を見ることはできませんが、生後約2ヶ月で巣立ちをし、巣箱の外に出て他の成鳥たちと共に生活をはじめるため、10月上旬頃にはお披露目する予定です。