東京ディズニーシーにオープン予定の第8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」。
「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」として計画が発表されてから、3年が経ちました。
発表から3年、延期を経て2023年度オープン予定
「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」が発表されたのは、2018年6月14日に開かれた記者会見。
東京ディズニーリゾート35周年アニバーサリー期間中に発表されました。
同時に、ディズニー社とのライセンス契約について最長で2076年まで延長されることも明らかになりました。
その後、2019年5月21日に起工式が行われ、テーマポートの名称が「ファンタジースプリングス」に決定。
現在も建設工事が行われています。
なお、発表当時は2022年度中に開業予定でしたが、2020年1月30日に延期を発表。
現在は2023年度のオープンを予定しています。
3つのディズニー映画をテーマにした新テーマポート
「ファンタジースプリングス」は、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマとした第8番目のテーマポート。
3つのエリアとディズニーホテルで構成され、総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大の約14万平方メートルにおよびます。
『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』がテーマの3つのエリアには、それぞれにボートライドとレストランがオープンします(ピーター・パンのみもう1つアトラクションがオープン)。
ディズニーホテルは東京ディズニーリゾート最上級のラグジュアリータイプの客室を有します。
『アナと雪の女王』エリア
ディズニー映画『アナと雪の女王』を舞台とするこのエリアには、映画の終盤、雪の女王であるエルサが、氷の魔法を受け入れたあとの世界が広がり、ゲストは門が開かれたアレンデール王国を訪れることができます。このエリアには、アナとエルサ2人の姉妹の心温まるストーリーをめぐるアトラクションと、美しい雪山のふもとにあるアレンデール城の中にレストランが導入されます。
アトラクションでは、ゲストはボートに乗り、アナとエルサの心温まる物語をたどっていきます。心に残る数々の映画の名曲と共に、ちょっとしたスリルも体験していただけます。
『塔の上のラプンツェル』エリア
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』をテーマとし、ラプンツェルの塔が森の奥深くにそびえるこのエリアには、ラプンツェルと一緒に、映画の中で描かれたランタンフェスティバルを訪れるアトラクションや、映画に登場する愉快な荒くれ者たちの隠れ家をテーマにしたレストランでのお食事をお楽しみいただけます。
新しいアトラクションでは、ラプンツェルにとって「今までで最高の日」となるランタンフェスティバルに向かうまでの道のりを体験していただけます。ゴンドラに乗ったゲストはラプンツェルと一緒に進み、フィナーレでは、映画の感動的な名曲と共に、美しく揺らめく数えきれないほどのランタンの灯りに包まれる、ロマンスに満ちた体験が待っています。
『ピーター・パン』エリア
このエリアは、ディズニー映画『ピーター・パン』が舞台です。
ピーターパン、ティンカーベル、ロスト・ボーイズが住むネバーランドで、ゲストは、彼らと一緒に新たな冒険に出発します。ここには、ネバーランドのジャングルを飛び立って海賊たちと戦う大型アトラクションと、ティンカーベルと妖精たちが住むピクシー・ホロウを訪れるかわいらしいアトラクション、ネバーランドの素晴らしい景色を眺めながらお食事ができるレストランが導入されます。
2つのアトラクションのうち、大型アトラクションでは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うため、ゲストはボートに乗り込み、ロスト・ボーイズのあとを追って川を下り、ティンカーベルのピクシーダストでネバーランドの上空へと飛び立ちます。おなじみの音楽とキャラクターに3Dの迫力ある映像が加わり、これまで見たことのないネバーランドの冒険をお届けします。
ディズニーホテル
新たなディズニーホテルは、新テーマポートのストーリーの核となる魔法の泉を囲むようにそびえ立ちます。ディズニーファンタジーをテーマとしたホテルでは、壮大で美しい新テーマポートの全景を、パークに面する客室の窓から臨むことができ、ゲストは魔法がかったパークと一体となった宿泊体験をお楽しみいただけます。475室を有するこのホテルは、デラックスタイプの客室に加え、一部は、東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプの客室で構成されます。
また、パークに面したホテルの1階部分には、商品店舗が導入されます。
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