東京コミックコンベンション2023(東京コミコン2023)が、幕張メッセにて、2023年12月8日(金)~12月10日(日)の期間、開催されています。「グランドフィナーレ」が12月10日(日)に行われました。
新田真剣佑「良かったですと言っていただけるのが一番」
最終日17:15より始まったグランドフィナーレでは、メインMCの小田井涼平・LiLiCo夫妻が登壇。小田井さんは会場限定グッズに目移りし、LiLiCoさんは自身がキャラクターの声優を務めるサウスパーク関連が興味深かったとコメントする中、3日間で最後の登壇となった新田真剣佑さんを呼び込みました。
新田さんは「観てくれた人が楽しんでくれることが一番。こういう機会でお会いした時に良かったと言ってもらえるのが生きがい。サイン会・撮影会の時に今の作品も過去作も『良かったです』とファンの方々に言っていただけるのが一番で、私の作品を楽しんで下さっているのがとても嬉しかったです。ここのところアクション作品が多かったので、シリアスな役、悪役、普通の役もやってみたいです。自分が演じたアクションの中では『るろうに剣心』の時の役がトップレベルだったと思います」と俳優としての思いを語り、何をしているときが一番幸せか聞かれると「美味しいご飯を食べているとき。そのためにこの国に住んでいるという所があります。お米もそうだしとにかくご飯が美味しく、みんな親切」と、日本育ちではない自身が感じる素直な感想等を述べ、ステージを降壇しました。
来日ゲストが最後の挨拶
いよいよ来日セレブゲスト10名とマーベルコミックス編集長のC.B.セブルスキーがステージに登壇。3日間を楽しんだ面々から思い思いの挨拶が行われました。
クリストファー・ロイド「大変楽しめました。本当に来られて良かった。また来年来ようかな?」
ベネディクト・カンバーバッチ「皆さんは思いやりがあって優しくて本当に素晴らしいと思います。大変だった中、色々と準備してくれた裏方チームにも感謝しています。」
マッツ・ミケルセン「クレイジ~な週末だったよ。僕に直接会ってない人は手を挙げて。そのために戻ってきます!素晴らしい日々でした。」
トム・ヒドルストン「本当にありがとう。皆さんに感謝します。本当に熱意と思いやりを持って支えて下さいました。皆愛しています。」
ユアン・マクレガー「ここに来れて皆さんに会えて本当に良かった。猛烈なスピードで沢山の人に会いました。また戻ってきたいと思います。」
C.B.セブルスキー「サイコウダッタ~。今まで一番最高の東京コミコンでした。なぜこの仕事をしているのかということを思い出させてくれた皆さんに感謝しています。」
ナタリア・テナ「皆さんに会えて本当に良かったです。素晴らしいコスプレや館内のストアも素晴らしかった。また戻って来たいと思います。」
エヴァンジェリン・リリー「二ホンダイスキダヨ!本当にありがとう。二ホンダイスキダヨ。」
テムエラ・モリソン「ここに来られて才能のあるこのゲストたちとご一緒できて本当に良かったと思います。皆さんありがとう。」
ダニエル・ローガン「二ホンダイスキ。オオサカでアイマショウ。アリガトウ・アリガトウ・アリガトウゴザイマス。」
ポム・クレメンティエフ「私達はなぜここに来ているのかということを思い出させていただいています。皆さんの愛やエネルギー、お手紙やイラストも頂きました。本当にありがとうございました。」
マッツ受賞をハグでお祝い
ここで、12月9日にベルリンで発表されたヨーロッパ映画賞において、マッツ・ミケルセンが男優賞を受賞したという速報が入り、客席は大歓声。ベネディクトやトムに祝福の抱擁をされたマッツは笑顔を見せました。
大阪コミコン2024開催決定
そして、第2回となる大阪コミコンの開催が決定。2024年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)にインテックス大阪にて大阪コミコン2024が開催されることが発表されました。
最後には登壇者と会場全員での一本締めの手拍子と共に、ステージ両脇のエアショットから東京コミコン2023ロゴ入りの金テープが放たれ、来場者と登壇者が降壇際に大きく手を振りあいながら、過去最高となる3日間合計85,000人以上を動員した東京コミコンんが幕を下ろしました。
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