ハウステンボスは、「HAUNTED HALLOWEEN(ホーンテッド・ハロウィーン)」を、2023年10月8日(日)〜11月5日(日)の期間、開催しています。パレス・ハウステンボス館内では没入ホラーコンテンツ「ミッション・イン・サイレンス」が実施されています。
「HAUNTED HALLOWEEN」限定のホラーコンテンツが登場
19:00から、「闇のハウステンボス」として“闇の使者”たちが彷徨う恐怖の世界に生まれ変わるパレス・ハウステンボスエリア。中庭では、襲いかかってくる恐ろしい海賊やミイラたちから逃げ惑う恐怖体験を楽しんだり、彼らとダンスで大熱狂する「ホーンテッド・ダンス・ナイトショー」も開催されています。
そんな恐怖の世界と化したエリアで行われているのが「ミッション・イン・サイレンス」。パレス・ハウステンボスの内部を自らの足で進んでいくタイプの没入ホラーコンテンツです。
オランダ王室も認める宮殿が没入ホラー体験の舞台に
ハウステンボスの敷地奥に佇む宮殿「パレス・ハウステンボス」は、オランダ王室特別承認のもと、国王が居所としている宮殿の外観を忠実に再現した、ハウステンボスの象徴的な風景の一つであり、内部は現在でも常設展示やさまざまな企画展を実施している本物の美術館でもあります。
「ミッション・イン・サイレンス」では、建物が持つ荘厳さを活かして、アルベルト・ハウゼンとその一族が暮らしていた屋敷という設定になっています。過去に家族を襲った凄惨な事件、それにより未練の中、屋敷を彷徨う亡霊となってしまったハウゼン家の人々。彼らは事件を機に目が見えなくなっており、音を立てなければ、屋敷の中でゲストに気づくことがありません。
ゲストには、一族の呪いを解くために「屋敷のどこかにある絵画を見つけ出す」というミッションが課されます。何があっても音を立てずに、この屋敷から無事に逃げ出すことはできるのでしょうか。
「ホテルアルバート」制作、イマーシブ体験の匠 刀・津野 庄一郎氏が手掛ける
「ミッション・イン・サイレンス」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ホテル・アルバート」シリーズや、「ハロウィーン・ホラー・ナイト」、西武園ゆうえんち「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」制作も手掛けた刀・津野 庄一郎氏が手掛けています。
没入(イマーシブ)体験への関心が高まるタイミングで、ハウステンボスの本格的なヨーロッパの建物を舞台にしたコンテンツが誕生しました。ホラーコンテンツとしての恐怖の演出はもちろん、音響・照明演出や、「音を立ててはいけないのに恐怖から声が出てしまう」というギミックが与える没入感、「一族に起こった事件を機に振りかかった呪いを解くためのミッション」といったストーリーライン、体験時間以上の満足感を感じさせる構成など、経験豊富な津野氏のノウハウが詰まったコンテンツに仕上がっています。
豪華絢爛なパレスの世界を、恐ろしくもどこか美しい闇の使者たちと遭遇しながら進む耽美な雰囲気は、ハウステンボスのパーク全体を通した体験ともマッチしており、また類似のコンテンツへの感度が高い層の求めるものそのもので、「ハウステンボスならでは」×「刀・津野氏のクリエイティブらしさ」が最大限に生かされています。