テーマパーク・遊園地
動物園・水族館
えんたび
TOPIC
ABOUT

イワシのパフォーマンス「Sparkling of Life」がリニューアル 仙台うみの杜水族館

2022年4月26日 あとなび

仙台うみの杜水族館では、マイワシたちが繰り広げるパフォーマンス「Sparkling of Life」が、2022年4月29日(金・祝)からリニューアルします。

三陸の海の大水槽で公演

「Sparkling of Life」は、大水槽「いのちきらめくうみ」で行われるイワシパフォーマンス。大水槽は幅14m、水深7.5mあり、豊かな三陸の海に暮らすマイワシやホシエイなど50種3万点の海の生き物が飼育展示されています。屋根のない水槽は、太陽光がそのまま降りそそぐ造りで、生きものたち本来の色鮮やかな姿を演出します。

大水槽を舞台に、生命力に満ちたマイワシの群れの躍動と音楽のコラボレーションが織りなす「Sparkling of Life」は、海の豊かさを体感できるパフォーマンスです。2万5000尾のマイワシたちが、大きな群れをつくり、さまざまな隊形に変化しながら、大水槽を泳ぎ回ります。

関連記事

イワシに合わせたオリジナル楽曲を制作

今回のリニューアルでは、マイワシの動きに合わせたオリジナル楽曲を制作。これまで季節に合わせた既存の楽曲を使用してきましたが、2021年夏のナイトイベント「SEATOPIA(シートピア)」も制作した仙台出身の世界的パフォーマンス集団「白A」がオリジナル楽曲を手掛けました。

広告

イワシのトレーニングでパフォーマンスの質が向上

新たな演出も追加。マイワシの群れが持つ躍動感や力強さを最大限に引き出すよう、新たな取り組みが行われています。

「Sparkling of Life」は、水槽の各所からエサを噴き出すことで、マイワシの動きを演出しています。今回新たな演出として、ゆっくりと溶けながら落ちていく団子状のエサを使用。水槽上部から真下に移動していくマイワシの動きを生みだします。マイワシの群れが大きな柱のように隊形を変化させることで、躍動感や力強さをさらに表現します。

また、エサに対するマイワシの反応を速くするため、イルカのトレーニングなどで用いられる「強化の原理」を応用した条件付けを実施。エサを出す前に、音・振動を送ることで、魚たちに「音・振動=これからエサが出てくる」ということを学習させます。これにより、音楽のタイミングに合わせた動きの精度向上や、反応のばらつきが改善され、パフォーマンスの質が大きく向上しました。

ストーリー仕立てのショーに

また、起承転結をつけたストーリー仕立ての構成で、生きものたちが環境に合わせて変化し、未来へ向かって力強くいのちをつないでいく「いのちのきらめき」を表現。マイワシの動きに刺激を受けて、エイやサメたちも動き出し、まるで壮大な海の物語の中に入り込んだかのような没入感が楽しめます。

Sparkling of Life
期間:2022年4月29日(金・祝)〜
時間:10:30 / 12:30 / 15:00(4/29~5/2、5/6~5/8)、10:30 / 12:00 / 15:00 / 17:00(5/3~5/5)、10:30 / 12:30 / 15:00(5/9~6/30)
場所:大水槽「いのちきらめく うみ」
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
関連記事

-,

関連記事

京都水族館「夜のすいぞくかん」2022年度版スタート

イルカとフォトウェディング「シーパラフォトウェディング」スタート

「魚を肴に 日本酒ナイト水族館」仙台うみの杜水族館で開催

最新記事

ハーモニーランドにホテル整備も視野 サンリオと大分県が包括連携協定を締結

2024/12/03

能登半島地震で避難のイルカ、のとじま臨海公園水族館へ帰還

2024/12/03

夕日の丘商店街で迎える初めてのクリスマス 西武園ゆうえんち「ノスタルジック・クリスマス」

2024/12/02

ファンタジースプリングスのトリビアも 東京ディズニーリゾートのトリビア120問掲載ガイドブック発売

2024/12/02

工事シートをバッグにアップサイクル USJが進める循環型社会推進プロジェクト

2024/12/01