上越市立水族博物館 うみがたりは、開館5周年企画として「秋のうみがたり 2023」を、2023年9月23日(土・祝)~11月26日(日)の期間、開催します。
さとやまAQUARIUM
上越の「里山」にくらす生きものをはじめ、「里山」という環境を催事ホールに再現し、上越の里山の特徴や、人の暮らしと生物多様性の関わり、里山保全の大切さを伝えます。
実際に上越地域で採集した水生生物を水田やあぜ道、採草地といった人が営む場所とともに紹介し、「里山」内での生物多様性や生物と人との深い関わりを一目で分かるように展示します。
特別展を通じて、上越は「里山」が今なお残る地域であることや人と生物との関係性、里山環境が各種の開発や乱獲などの人間活動の影響を受けて、失われつつある現状を伝え、里山へ出かけるきっかけづくりや地元愛を育むきっかけづくり、環境保全の大切さを啓発していきます。
さとやまガイドツアー
期間中の5日程では、実際にうみがたり近くにある里山「五智公園」を散策するガイドツアーを実施。生物多様性の大切さや環境保護の大切さなどの解説を聞きながら、里山環境を肌で感じられます。
うみがたりガーデン2023
新潟県立海洋高等学校と共同で、ニシキゴイを飼育展示しているフィーディングプールを利用したアクアポニックスを実施します。
アクアポニックスは、魚の排泄物を栄養として植物を育てる水耕栽培で、サステナブルな農法として注目されています。昨年から取り組んでいるアクアポニックスを、今年は規模を拡大。リーフレタスと小松菜の栽培に挑戦します。
苗の植え付けや収穫した野菜を使用した飼育生物への給餌などの活動を新潟県立海洋高等学校の生徒たちと共同で行うとともに、生徒によるアクア ポニックスの解説や活動成果の発表も行います。
うみがたりハロウィン2023
館内がジャックオランタンの置物や照明で彩られます。
ドルフィンパフォーマンスでは、ハロウィンちなんだ音楽に合わせて、バンドウイルカとトレーナーとのパフォーマンスを実施します。
舞鰯シャイニーイリュージョンのハロウィンバージョンでは、エサの入ったカボチャ型のバケツが出現し、マイワシの新たな群泳を生み出します。
10月28日(土)夜には、ハロウィンに合わせた特別開館「うみがたりハロウィンナイト2023」を実施します。仮装やハロウィンカラーをまとって入館でき、スタッフもハロウィンスタイルで出迎えます。