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よみうりランド隣接エリア 日本初の「水族館」一体型「球場」建設へ

2023年1月25日 あとなび

よみうりランドと読売新聞東京本社、読売巨人軍は、「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」構想で水族館一体型の球場を建設することを発表しました。

内陸型水族館を建設

よみうりランドの隣接エリアに、2026年度中、新たな水族館が誕生します。

水族館は、東京都多摩地区で唯一の内陸型水族館。テーマは「生きものが主役」「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」です。

多摩丘陵に大自然の海中環境を人工海水で再現し、大型水槽の中を人が歩ける水中回廊や、アシカなどの生態を間近で観察できるゾーンを設けます。生命の源である水が、川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開し、心に残る体験や感動を届けます。

また、年間を通じて様々なイベントを展開する「企画展示ホール」を設けます。多摩川水系の展示にも注力し、地元の生態系を楽しく学べる場も提供します。学校などと連携し、子供たちに地域の自然や命について考えてもらう機会をつくります。

人工海水は最新の水処理設備で再利用し、給水及び排水量を最小限に抑えるほか、CO2の排出削減を図る設備設計なども進めます。

施設面積は8,600㎡で、地上3階・地下1階の構造です。

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日本初の水族館と一体型の球場

左翼側に水族館が見える

水族館の横には、新GIANTS球場を建設します。

「東京ジャイアンツタウン」構想の中心となる新GIANTS球場は、人工芝の野球場で、イースタン・リーグ公式戦と読売ジャイアンツの練習に活用するとともに、貸し球場としても大学・社会人や女子野球、高校野球の予選など様々なニーズに対応します。イースタン・リーグの公式戦は、よみうりランドに隣接する天然芝の読売ジャイアンツ球場と、人工芝の新GIANTS球場という特徴の異なる二つの球場で開催することになります。

敷地の外からでもスタンドの賑わいを感じることができる設計にしており、試合や貸し出しのない日は場内を1周できるコンコースを一般に開放。水族館の来館者をはじめ、近隣住民が気軽に立ち寄ることができる公園のような憩いの場とします。

サブグラウンドは付近の幼稚園、保育園の散歩コースや運動会などにも開放し、お祭りやイベントなどコミュニティ形成の場としても活用する予定です。将来は、球団が子供たちに野球を指導する「ジャイアンツアカデミー」の拠点の一つとし、野球を通じた子供たちの健全育成に貢献します。

新GIANTS球場
オープン時期:2025年3月(予定)
敷地面積:35,131㎡   
建築面積:5,300㎡
建物全体の延べ面積:7,670㎡
地上3階建て、鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
中堅122m、両翼100m、人工芝
LEDナイター照明    
収容人数:約2,700席
サブグラウンド:4,800㎡、人工芝
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スポーツとエンターテインメントの融合エリアへ

よみうりランド周辺では、温浴施設「丘の湯」が2024年1月に営業終了し、新たな天然温泉が2024年春に誕生することが発表されています。

天然温泉は、HANA・BIYORIの横、よみうりランドと読売ジャイアンツ球場の間に建設予定です。

そして東京ジャイアンツタウンには、飲食店やスポーツ関連施設も誘致予定。水族館、遊園地、植物園、温泉、ゴルフ場、球場と、スポーツとエンターテインメントの融合エリアを目指します。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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