上越市立水族博物館「うみがたり」では、「もっと知って!うみがたりのゴマフアザラシ展~こけ次郎なのは嵐?~」を、2022年4月29日(金・祝)〜7月10日(日)の期間、開催しています。
ゴマフアザラシが計4頭に
「うみがたり」のゴマフアザラシは、オープン時からいるジロー、コケの2頭に加え、2022年1月からアラシ、ナノハの2頭が加入。計4頭を飼育展示しています。
この個性豊かな“うみがたりの”ゴマフアザラシをもっと知ってもらうため、「もっと知って!うみがたりのゴマフアザラシ展~こけ次郎なのは嵐?~」を開催。2階ふれんどプール前では、4頭のプロフィールや個性・性格などを、飼育員ならではの視点で詳しく紹介します。4頭の個性を知ることで、もっと身近に“うみがたりの”ゴマフアザラシを感じることができます。
1階催事ホールでは、ゴマフアザラシの生態や生息地などを、他の種のアザラシと比較して解説します。また、楽しみながらアザラシのことを知れるように、実物のヒゲ・爪・毛の展示や、種による大きさの違いを一目で分かるように等身大ポスターも展示します。
そして今後期待される、繁殖に向けた「うみがたり」の取り組みを紹介します。
あざらしジェラート
「うみがたり」内のレストラン「レストランテ ロス クエントス デルマール」では、特別展中の期間限定で「あざらしジェラート」(550円)を販売します。かわいらしいアザラシの顔をあしらったジェラートには、地元上越市の三和牛乳を使用しています。
5月マンスリー水槽「カブトガニ」
「うみがたり」では、月替わりでさまざまな生きものの魅力を伝える「マンスリー水槽」を実施しております。5月は、端午の節句に飾られる兜飾りの名がつく「カブトガニ」の展示です。
兜飾りと同様に「病気や事故から身を守って、健康に成長するように」という願いを込めた展示。カブトガニは何億年もの間、ほとんど姿を変えずに生き残っており、生きた化石ともいわれる種です。どのようにして過酷な環境の中を生き抜いてきたのか。独特な体の構造(長い心臓、大きい肝臓、後ろにある鰓、5つある目、細菌を固める特別な血液など)や、生態について図解を用いて紹介します。