としまえんの跡地にオープン予定の「ハリー・ポッター」スタジオツアー施設が「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」という名称に決定、2023年前半のオープンを目指すことが正式に発表されました。
展示の所要時間は約半日を想定
2020年8月末で閉園するとしまえんの跡地に、世界で2番目となるハリーポッターの体験型エンターテイメント施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」が2023年前半にオープンします。
スタジオツアーでは、映画『ハリー・ポッター』シリーズで使用された衣装や小道具、映画セットなどが展示され、映画内のシーンの数々を実際に体験する事も予定されています。
施設の広さは約30,000平方メートル。
「サウンドステージ」と「バックロット」(屋外撮影用地)内の展示スペースにかかる所要時間は約半日ほどを想定しています。
また、スタジオツアー入場口前の広場スペースには、映画に登場する魔法動物の彫刻が置かれた造園エリアも計画。
こちらは入場前のエリアなので、近隣住民でも気軽に立ち寄ることができます。
現在ロンドンにある同施設も2012年の開園以来、1,400万人を超えるゲストが訪れ大人気の体験型エンターテイメント施設となっており、東京での展開にも目が離せません。
ワーナーに西武・伊藤忠・芙蓉が協力
ワーナー・ブラザースに加え、国内では伊藤忠商事、としまえんを所有し沿線となる西武鉄道が協力、さらに芙蓉総合リースがスタジオツアーの施設をリースします。
ワーナー・ブラザース会長兼CEOのアン・サーノフ氏は、「『としまえん』は緑地の美しい観光地として定評があり、『スタジオツアー東京』の建設場所として理想的な環境を備えています。この開発計画が、地域社会の皆さまのご意向を汲んで進められていることが大変重要であり、私たちも地域環境との調和を大切に、この素晴らしい取り組みを実現できることを楽しみにしております」とコメントを発表しました。