ハウステンボスは、「スペクタクルランタンナイトショー」を、2023年7月7日(金)〜11月5日(日)の期間、公演しています。
ハウステンボスの運河でナイトショー
ハウステンボスの夏のナイトショーとしてスタートした「スペクタクルランタンナイトショー」。人気を受け、秋イベントまで期間を延長して公演されています。
その舞台は、ドムトールンとホテルヨーロッパの間を流れる運河。何年もの間ショーが行われてこなかった運河を舞台に繰り広げられています。
鑑賞エリアは「運河テラスバル」も行われ、昼間から賑やかな雰囲気に。カナルクルーザーの発着所のテントも外されオレンジのパラソルが並びます。夜になるとショー会場として子供連れも増えて楽しげな声に溢れます。古き良き賑わいのハウステンボスと新時代を告げる景色が融合したような、幻想的な雰囲気です。
迎賓館にプロジェクションマッピング
ショーは、迎賓館を舞台に公演されます。皇族やマイケル・ジャクソンが宿泊したというハウステンボス最上級の施設にプロジェクションマッピングが当てられます。
そこで影絵のように語られるのは、この街の伝説。長い間雨が降らなかった街に、一人の少女が願いを込めてランタンを天に放ったところ、街に雨が降って人々が救われたことから「願いは光となって天に届く」と言い伝えられています。ハウステンボスらしい水を謳う伝説が語られ、願いを込めたランタンを灯すお祭りが始まります。
ダンサーやシンガーも登場
迎賓館から現れたのは、リヒト。彼の紹介で、サーチライトの灯りや音楽がショーに参加していきます。
迎賓館が豪華な姿に生まれ変わると、鑑賞エリア前にダンサーも登場。迎賓館にはシンガーも登場し、ゲストも一緒に手拍子やダンスで盛り上がります。
願いを込めてランタンを灯すとき
いよいよランタンに光を灯す時。運河に浮かぶランタンや、客席に置かれたランタンに光が灯り、願いを込めていきます。
たくさんのランタンが空へと舞っていく様子がプロジェクションマッピングで描かれ、幻想的な雰囲気に。
ドローンがショーの一員になる
ドローンが登場。夜空に浮かぶランタンとなり、人々の願いを天へと届けてくれます。
最近流行りの模様を描くためのドローンとは異なり、一機一機がランタンとなり空へと舞っていく、ショーの一員としての姿を見せてくれます。まだ日本のテーマパークでドローンを観られるだけで珍しい中、ナイトショーとしてドローンを取り入れている形は美しく感動的です。
パイロも加わる圧巻のフィナーレ
たくさんの願いが天へと届くと、いよいよショーもフィナーレ。ダンサーも戻ってきて、色とりどりに輝くランタンやサーチライトと共に、エリア全体を盛り上げます。そして、迎賓館からはたくさんのパイロが打ちあがり、爆竹の音で豪華にショーを締めくくります。
場所を活かしたストーリーと最先端の技術を取り込んだ演出が組み合わさり、他にはない感動的な空間が生まれました。