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JAL東京ディズニーリゾート40周年ラッピング飛行機 就航セレモニーを開催

2023年6月9日 あとなび

日本航空の東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”を記念した特別塗装機「JAL Colorful Dreams Express」が、2023年6月9日(金)から、国内線に就航します。

40周年の特別塗装機が就航

特別塗装機は、ボーイング 767-300ER型。機体には、40周年のコスチュームを着たミッキーたちをラッピングしています。

機体の左側には、前からミッキー、ミニー、グーフィー、ドナルド、プルート。シンデレラ城やプロメテウス火山の写真も大きく塗装されています。後方には40周年と東京ディズニーリゾートのロゴも。

機体右側は、前方に40周年ロゴ、後方に後ろからミニー、ミッキー、グーフィー、ドナルド、プルートの姿が見えます。

尾部の日本航空ロゴの部分には、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーであることを示す一文も。

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機内アメニティ

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ヘッドレストカバー

機内では、普通席とクラスJシートに特別なヘッドレストカバーを装着。ミッキーとミニーの40周年イラストと、カラフルなシンデレラ城とプロメテウス火山のシルエットがデザインされています。ファーストクラスのシートには付いていません。

紙コップ

機内で提供されるジュースの紙コップも東京ディズニーリゾート40周年のデザイン。こちらもイラストが描かれています。

紙コップは3種類あり、ミッキー&ミニー、ドナルド&デイジー、パークモチーフのデザインです。パークモチーフは、シンデレラ城、アクアスフィア、プロメテウス火山、スペースマウンテン、ミッキーの家のシルエットがデザインされています。

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搭乗証明ステッカー

乗客には、特別な搭乗証明書を配布。表面にはミッキー&ミニーの写真、裏面には飛行機の写真が印刷されており、飛行機の面は2種類のデザインがあります。

表面は時期によってキャラクターが変わります。

就航式を開催

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特大ドリームガーランドが登場

馬場智子(司会)

2023年6月9日(金)9:30から、羽田空港にてJAL Colorful Dreams Express就航セレモニーが開催されました。初フライトを控えた機体の前には、特大ドリームガーランドが登場。

セレモニーの司会は、2011年東京ディズニーリゾート・アンバサダーの馬場智子さんです。

JAL社長あいさつ

JAL赤坂祐二社長

はじめに、日本航空(JAL)赤坂祐二社長が挨拶。

1983年の東京ディズニーランド開園当初からオフィシャルエアラインとして繋がっていることを象徴する塗装機だとし、「全国各地からこの飛行機で東京ディズニーリゾートに来ていただけるような飛行機になればいいなと思います」とアピールしました。

使用しているボーイング767が就航したのは1983年ということで、東京ディズニーランド開園年と同じだという偶然のエピソードを披露。

JALの塗装機は今回で14機目だそうで、昔は手塗りで塗装していたものの、最近はデカールという大きなシールを使用しており、今回は縦5m・横35mほどのデカールを両面で約170枚使用しているそう。

さらに、初フライトとなる6月9日(金)のチャーターフライトは、燃料にSAFを使用し、CO2排出実質ゼロの周遊飛行となることを明らかにしました。

40年の繋がりで変わるもの、変わらないものがあると語りながら、来年新たなテーマポートができることにも触れ、変わり続ける東京ディズニーリゾートへの期待を語りました。

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OLC社長あいさつ

OLC吉田謙次社長

続いて、オリエンタルランド(OLC)吉田謙次社長が挨拶。

東京ディズニーリゾート40周年は、繋がりという言葉を大切にし、ゲストを迎えており、ゲストの色とりどりの夢が一つに繋がり、一緒にお祝いする特別な年にしたいと語りました。

日本航空とは長年にわたる特別な繋がりがあるとし、オフィシャルスポンサーとしての繋がりに加えて、全国から大きな送客をしてもらっていることに感謝を述べました。

そして、「日本航空との繋がりが新たな夢を生みます。それがJAL Colorful Dreams Expressです」とアピールしました。

アンバサダーあいさつ

東京ディズニーリゾート・アンバサダー小笠原美果

東京ディズニーリゾート・アンバサダー小笠原美果さんが挨拶。

東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”のイベント内容を紹介。「このドリームガーランドのように空の旅から皆さんと一緒に繋がり、一緒にお祝いしていただける特別な1年になることをとても嬉しく思います」と語りました。

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1983年生まれの社員が登壇

機体の前に、JALとOLCの社員が登壇しました。JALとOLCがパートナーシップを結んだ1983年度生まれの社員20名です。

社員を代表して、JALとOLCから1名ずつが挨拶。

JALの客室乗務員の太田さんは、10歳で初めて東京ディズニーランドへ行ったエピソードを披露。JALの飛行機に乗って東京ディズニーランドで遊んだ思い出を語りました。そのときにCAから優しく話しかけられて緊張が解け、さらにパークではキャストからのさりげない手伝いで楽しませてもらったそう。そのときのおもてなしの経験から、JALを志望し、入社試験では東京ディズニーランドでの感動を熱く語り、自らもJALのメンバーとして活躍するようになったそうです。

OLCのアトラクション運営部ユニットマネージャーの中村さんは、家族と旅行やディズニーランドに行くことは特別なことで、その思いからディズニーキャストになったそう。「ゲストの夢を乗せ、一緒に旅をしているJALの皆さんと共に、40周年を迎えたディズニーリゾートへ皆さまをお迎えできることを心より楽しみにしております」と語りました。

就航式典

JAL赤坂社長とOLC吉田社長が、それぞれのドリームガーランドを繋ぎ、両者の夢を繋ぎました。社長と社員で一緒に「ドリームゴーラウンド!」との掛け声で、就航を祝福しました。

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初フライト

JAL Colorful Dreams Expressの初フライトは、2023年6月9日(金)14:00からの周遊チャーターフライト。

東京ディズニーランドの開園年にちなんだ1983便として運行されました。

フライトの燃料にはSAF(持続可能な航空燃料)が11%使用されています。さらに、搭乗チケットにはカーボンオフ料金が上乗せされており、CO2排出実質ゼロのフライトとなっています。

ゲートには早くから多くの乗客が集まり、機長や客室乗務員の挨拶に拍手を送ったり、展示してあるモデルプレーンの写真を撮ったりしていました。

13:35から搭乗が始まると、スタッフから搭乗証明書を手渡され、40周年のフラッグで見送られました。

Colorful Dreams Expressの隣に、ディズニー100周年を記念した塗装機「JAL DREAM EXPRESS Disney100」が駐機するサプライズも。

246名が搭乗し、定刻7分遅れで出発。

地上からのお見送りを受けながら、初フライトを楽しみました。

JAL Colorful Dreams Express
機材:ボーイング767-300ER型機(機体番号:JA614J)
全長:54.9m/全高:16.0m/全幅:47.6m、座席数:252席
(ファーストクラス:5席、クラスJ:42席、普通席:205席)
就航路線:ボーイング767-300ER型機運航路線
※具体的な路線や便名は、運航前日の夕方にJALWebサイトで公開します。
初便:2023年6月9日(金)羽田発着周遊チャーターフライト
※6月10日(土)より通常運航便となります。
就航期間:2023年6月9日(金)~2024年4月頃まで就航予定
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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