東京ディズニーランドは、アトラクション「ウエスタンリバー鉄道」を、ボイラー性能検査の有効期間が切れた状態で、2023年5月18日(木)〜6月5日(月)の期間、運行させていたと発表しました。
ボイラー性能検査切れ状態で19日間運行
ウエスタンリバー鉄道に搭載しているボイラーにおいて、ボイラー性能検査の有効期間が切れた状態で、車両を運行させていた事態が発生しました。
4編成あるウエスタンリバー鉄道のうち、対象はミシシッピ号。他3編成のボイラー性能検査は有効期限内でした。
1年間のボイラー性能検査の有効期間が5月17日(水)をもって切れていたのにも関わらず、19日間に渡り運行させ、58,069人のゲストが乗車していました。
計画していた整備の準備のため、2023年6月6日(火)9時頃に「ミシシッピ号」のボイラー性能検査表を確認したところ、ボイラー性能検査の有効期間が切れていることが発覚。直ちに車庫にて運行準備中だった該当車両の運行を見合わせ、当日以降の運行を中止しました。
東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは「今回の事態を厳粛に受け止め、今後、管理体制を強化して再発防止に努めてまいります」と発表しています。