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TDR 販売休止の”年パス”に見解「従来の枠組みでの再開は難しい」「コアファンに施策を検討している」

2023年2月1日 あとなび

東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは、年間パスポートの今後についての考えを明らかにしました。

年パス再開は従来の枠組みでは難しい

株式会社オリエンタルランドは、2023年3月期 第3四半期決算2023年1月30日(月)を2023年1月30日(月)に開催。質疑応答の内容が翌31日(火)に公開されました。

質疑応答の中では、年間パスポートの今後の方向性や考え方について質問がなされ、OLC側が回答しました。

回答では、過去の年間パスポートのユーザーの来園頻度と現状の入園者数を制限している体制から、「従来の枠組みでの再開は難しい」としています。

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コアファンで重要な存在

一方で、年間パスポートのユーザーは「コアファンであり、重要な存在」だという認識を示しています。そのようなコアファンに対して、「できる施策を担当部署で検討している」と、枠組みの形を問わず検討している旨を明かしました。

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年パスは2020年から休止中

東京ディズニーリゾートの年間パスポートは、2020年2月の臨時休園から販売を休止。2020年中は、年間パスポート所持者に対し抽選で入園できる制度を運用していました。2020年10月には、有効期限の延長を中止し、所持者全員が返金対象となりました。

アメリカでは新制度に移行

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートと、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートも、2020年の臨時休園から年間パスポートを販売休止し、払い戻しの対象となりました。その後、2021年から新制度を導入しています。

ディズニーランド・リゾートでは、年間パスポートに代わる新たなプログラム「マジックキー」を提供。入園には事前予約が必要で、パスのグレードによって除外日や予約可能数が定められています。

販売数を限定して販売おり、現在は2年目に突入したことから、更新者向けの販売と、新規販売を随時行う体制となっています。

ウォルト・ディズニー・ワールドでは、年間パスポートのまま、新制度に移行。「マジックキー」と同様の事前予約制を採用しています。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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