東京ディズニーシーは、IAAPA Attractions Expo 2022にて「2022 アプローズ・アワード」を、2022年11月15日に受賞しました。
日本のテーマパークで初受賞
東京ディズニーシーが、遊園地・テーマパーク業界において権威のある賞「2022 アプローズ・アワード」を日本のテーマパークで初めて受賞しました。
IAAPA(国際遊園地・アトラクション協会)による、フロリダ州オーランドで開催されたIAPPA Attractions Expo 2022にて発表され、株式会社オリエンタルランド取締役副社長執行役員の髙野由美子氏が授賞式に出席しました。
今回の受賞に際し、アプローズ・アワード選考委員会会長のAndreas Andersen氏は、「ワールドクラスのアトラクション、秀逸なショー、傑出したテーマ性、万全なオペレーションを兼ね備え、限りなく完璧に近いパークであると多くの人々に認識されています。2001年に開園したこのパークは、テーマパーク史上トップを争う野心的な開発でしたが、現在もなお世界屈指の美しさを誇っています」と評価しました。
ディズニーではマジックキングダムとEPCOTが受賞歴
「アプローズ・アワード」(Applause Award)は、スウェーデンのヨーテボリにある世界的に有名なテーマパーク 「リセベリ」が授与する遊園地・テーマパーク業界で最も権威のある賞の1つ。2年に1度、「先見性、独創性、健全なビジネス展開により、経営、運営、クリエイティブな業績が業界に刺激を与えた」テーマパークに贈られています。
ディズニーのテーマパークでは1980年の第1回受賞でマジックキングダムが、1986年にはEpcot Center(現EPCOT)が受賞。東京ディズニーシーはディズニーでは3パーク目の受賞となり、ウォルト・ディズニー・ワールド以外で初の受賞です。
日本のテーマパークでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが2018年に初めて最終候補までリストアップされました。2020年の受賞式は中止となり、2022年に東京ディズニーシーが日本勢で初受賞を果たしました。
過去のアプローズ・アワード受賞パーク
1980年:マジックキングダム(米フロリダ州)
1982年:オープリーランド(米テネシー州)
1986年:エプコット・センター(米フロリダ州)
1988年:ナッツベリーファーム(米カリフォルニア州)
1990年:ヨーロッパ・パーク(ドイツ)
1992年:エフテリング(オランダ)
1994年:ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(米フロリダ州)
1996年:シダーポイント(米オハイオ州)
1998年:シルバー・ダラー・シティ(米ミズーリ州)
2000年:ハーシーパーク(米ペンシルベニア州)
2002年:ブッシュ・ガーデン・ウィリアムズバーグ(米バージニア州)
2004年:ホリデー・ワールド・アンド・スプラッシンウ・サファリ(米インディアナ州)
2006年:ユニバーサル・アイランド・オブ・アドベンチャー(米フロリダ州)
2008年:ゼトゥルル(グアテマラ)
2010年:ドリーウッド(米テネシー州)
2012年:オーシャンパーク(香港)
2014年:ピュイ・デュ・フー(フランス)
2016年:ブッシュガーデン・タンパベイ(米フロリダ州)
2018年:シカレ海洋公園(メキシコ)
2022年:東京ディズニーシー(日本)