TEA(テーマエンターテイメント協会)が2021年の主要テーマパークの入園者数を発表しました。
上位4パークがフロリダに
TEAの年次報告書で、全世界の主要テーマパークの入園者数が発表されました。コロナ禍で各テーマパークが大きな影響を受けているため、2019年のランキングを継続して使用しつつ、最新の入園者数が掲載されています。
首位は、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジックキングダム。1,269万人で、全世界で唯一1,000万人を超えました。10月から50周年イベントがスタートし、昨年比82%増。2019年は2,000万人を超えていたため、回復途中ではあります。
2位はアイランズ・オブ・アドベンチャー、3位はユニバーサル・スタジオ・フロリダと、ユニバーサル・オーランド・リゾートの2パークが連続でランクイン。さらに4位はディズニー・ハリウッド・スタジオで、上位4パークがフロリダに固まる結果となりました。
日本トップはTDL
日本国内パークの2021年トップは東京ディズニーランドで630万人。東京ディズニーシーの580万人、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの550万人と続きます。
東京ディズニーリゾートの合計は、1,210万人となる計算です。オリエンタルランドは、2021年度の合計入園者数を1,205万人と発表しています。
東京ディズニーランドは2020年比51%増、東京ディズニーシーは20周年イベントも受け同71%増。リゾート全体では60%増となりました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは同12%増。2020年に490万人まで回復していたため、2021年の増加率は低くなりました。
日本勢は10位以下
全世界のパークと比較すると、東京ディズニーランドが10位。東京ディズニーシーが11位、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが13位になりました。
2019年のランキングでは東京ディズニーランドが3位。東京ディズニーシーが4位、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが5位と続いていたため、世界の中でも回復が遅れていることがわかります。
TEAの報告書では、東京ディズニーシーのファンタジースプリングスやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのドンキーコングなど今後の拡張に期待を寄せています。