東京ディズニーシーは、新たなテーマポート「ファンタジースプリングス」を2023年度中にオープンする予定です。状況について、運営会社より説明が行われました。
コロナによる影響が顕在化
東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは、2023年3月期 第1四半期決算を、2022年7月28日(木)に発表しました。電話説明会の中で片山取締役は、最後に「ファンタジースプリングス」の状況について説明しました。説明会の様子は株式会社オリエンタルランドのホームページで音声配信されているほか、文字資料としても配信されています。
「ファンタジースプリングス」は、現時点では2023年度中に開業する予定。ただし、新型コロナウイルス感染症流⾏による様々な影響が顕在化している説明しています。
具体的には、世界的な物流の停滞、⾏動制限などによる海外での製作作業の遅れ、そして⼊国制限によってディズニー社のスタッフが来⽇できなかった影響を列挙。
現在、その影響を精査しているとしています。
TDS第8番目のテーマポート
「ファンタジースプリングス」は、東京ディズニーシーで8つ目となるテーマポート。
ディズニー映画『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』のエリアで構成されており、4つのアトラクションやレストラン、ショップがオープン予定。さらに新たなディズニーホテルも隣接してオープン予定です。
新テーマポートは、2018年6月14日にプロジェクトが発表され、2019年5月21日に起工式を実施し名称を「ファンタジースプリングス」と発表。当初は2022年度中に開業予定でしたが、2020年1月30日に延期を発表し、2023年度中のオープンを予定しています。