志摩スペイン村パルケエスパーニャは、新キャラクターミュージカル「ドンキホーテのグラン・ガラ・デ・オペラ~帰ってきたテアトロ・ラ・マンチャ~」を、2025年2月8日(土)から上演します。
5年ぶりの新作ショー
パルケエスパーニャのコロシアムで公演されている、キャラクターミュージカルショー。2020年2月〜2024年12月の「パティオ デル カント〜ダルシネアの秘密の花園〜」に続き、5年ぶりの新作がスタートします。
ドンキホーテが座長を務める、旅芸人の一座「テアトロ・ラ・マンチャ」が新作ショーを演じる様子が描かれます。
一座はアー・ベー・セー・デー・エスパーニャなどを公演してきたといいますが、また新たなショーを作ることに。
今回は、スペインが舞台のオペラをガラコン形式で送るショーに決定。みんなで準備を進めてきました。
そしていよいよ初日の幕が開きます。
名曲をポップにアレンジ
初日の幕が開こうとするところで問題が発生。ダルシネアの声が出なくなってしまったのです。
とにかくショーは開幕。 モーツァルトやロッシーニの名曲の数々をポップにアレンジしたショーが始まります。
最初は「フィガロの結婚」でトロの蝶の歌。続いて、フリオの買い物屋の歌。サンチョは「セビリアの理髪師」で街の何でも屋さんの歌を披露。
まだダルシネアの声は出ず、急きょがチョッキーのお掃除の歌を歌うことに。
ゲストがダルの代わりにショー出演
そして、ドンキホーテによる闘牛士の歌が披露されます。「カルメン」にのせてなんとかダルシネアの歌を引き出そうとしますが…
仕方なく、カルメン役を観客の中から選ぶことにします。このカルメン役は事前に希望者の中から抽選で決定。カルメン役のゲストはステージに上がり、アレハンドロと一緒にダンスを披露します。さらにアドリブで踊るシーンもあり、ショーを盛り上げます。
果たしてダルシネアの声は戻るのでしょうか。
キャラクターショーらしい感動のフィナーレ
フィナーレでは、全員揃って「世界はまるでオペラ」と歌い上げます。実にキャラクターミュージカルらしいナンバーです。
困難だった時代を、パルケエスパーニャを愛する様々な次元の人たちの力も得て乗り越え、2020年以来5年ぶりの新作キャラクターミュージカルが誕生しました。どんな時でもショーを続けることを高らかに宣言するショーです。