大阪コミコン2024が、2024年5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝)の期間、開催されています。リングステージでは、「関西学生プロレススペシャルマッチ」が、初日の5月3日(金・祝)に行われました。
コミコンで学生プロレス3試合
初日のリングステージのラストを飾ったのは、関西でも老舗の学生プロレス団体とされる、同志社プロレス同盟(DWA)と立命館プロレス同好会(RWF)の2団体によるスペシャルマッチ。
シングルマッチ、タッグマッチ、そしてメインイベントのシングルマッチと、多様なスタイルが取られた3本のマッチが行われ、プロレスを愛する若き学生レスラーが、プロ興行とは一味も二味も異なる学生プロレスの魅力を活かした試合展開をリングステージいっぱいに披露。
笑いやおふざけに目いっぱい振った方向性の試合もあれば、シリアスな試合展開もあり。粗削りな部分も含め、若さ溢れるパフォーマンス一辺倒になるのかと思いきや、昨今、プロ団体の試合でもあまり見かけないレアな技やスタイルが披露され、観覧席に陣取る年配のプロレス好きと思わしき来場者から熱のこもった拍手が送られ、老若男女、更には外国からの来場者から大きな声援を受けていました。
最実力者による熱戦
特に第3試合は総合格闘技経験者である那須皮選手と、中高6年をレスリングにささげた松本選手によるシングルマッチ。
両団体の最実力者同士が魅せる真剣勝負に、往年のプロレス中継番組を彷彿とさせる学生たちによる実況が次第に熱を帯びます。試合は観覧エリアを大幅に飛び出して、他エリアに入りそうなほどの場外乱闘も発生。来場者もハードな試合に巻き込まれつつも次第にヒートアップ。
結果、23分を超える激闘の末、那須皮選手が勝利。松本選手、那須皮選手共に勝ち負けを超えたエールを送りあい、次回5月5日(日・祝)のイズミヤSC六地蔵での試合に繋げて、大阪コミコンを彩ったスペシャルマッチは終了しました。
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