泊まれる演劇は、「Moonlit Academy」を、HOTEL SHE, OSAKAにて、2024年1月19日(金)〜3月17日(日)の期間、上演します。
学園を舞台にした“こわくてかわいい青春群像劇”
泊まれる演劇は、実際のホテルに滞在しながら鑑賞・体験するイマーシブ・シアター。ロビーや客室、廊下などホテル一棟を会場に見立てて、フロアを行き来しながら俳優が物語を演じます。
半年ぶりの新作公演「Moonlit Academy」は、“こわくてかわいい青春群像劇”がテーマ。まるで小説や映画の世界で夢見ていたような世界が体験できます。
舞台は、寄宿学校の創立セレモニー。ゲストはセレモニーの招待客として、会場に招かれます。チェックインフロントでは、寮の組分けを行い、3つの寮に別れます。
学園の生徒たちがこっそり耳打ちをしてくる中、学園長の挨拶でセレモニーがスタート。怪しげな6つの模擬授業などを体験していると、突然ある事件に巻き込まれてしまいます。
寮デザインアイテムも販売
「Moonlit Academy」は、ドレスコードはありませんが、ホテルやレストランへ赴く時のようなドレスアップでの来館を推奨しています。チェックイン後、宿泊する部屋で着替えることも可能です。
また、当日会場でもカレッジスウェットや寮別デザインのアイテムなどのアイテムも販売予定。寮のロゴがデザインされたピンバッジなど、ドレスアップして来館した後に、アイテムを追加で身につけて、さらに物語に入り込むこともできます。
国内最長のイマーシブ体験
国内のイマーシブ・シアターの体験時間は60〜90分のものが多い中、泊まれる演劇は200分超と国内最長の体験時間となります。さらに、チェックインから翌朝まで物語の没入体験は続き、アメニティやフードメニューも物語の中に含まれます。
また、体験後はバーラウンジでお酒やフードを楽しむことも可能。フードにもストーリーが設定されており、スパイシーな「ドラゴンドッグ」は、授業合間の休憩時間に生徒間で争奪戦が起きているなど、細部まで物語の中に入っています。そこでそれぞれが体験したシーンについて話をすることで、次第に物語の全貌が明らかになったり、新たな視点を得たりすることができます。
「Moonlit Academy」ストーリー
創立記念セレモニーでは一般のゲストを招き、学園の歴史や門外不出の学術を模擬授業として紹介する。ムーンリットアカデミーの生徒・教師らは準備に追われていた。
赤月寮のライカは今年入学したばかりの一年生。彼女の右耳は生まれつき聞こえにくいが、時々この世のものではない声が聞こえることがあった。それが「ならざる力」の前兆なのかはわからない。
ライカの幼馴染である琥珀(こはく)、同じく一年生の星(ほし)とはUFOキャッチャー研究会(通称:U研)の部員仲間。寮は違えど、ドタバタと騒がしい学園生活を送っていた。
ところで、この街で最近起きた「ある事件」はご存知?歌声を聞くと永遠の眠りに落ちてしまうと云う“夢遊歌(むゆううた)“。“カイブツ“と呼ばれる謎の呪術師によるものだと噂されるが、一体…。
もちろん学園の安全は保証します。力ある教師陣の護衛に加え、入校時の「ならざる力」による契りも抜かりありません。どうぞ安心して、学園の夜をお楽しみください。
クリエイティブディレクター・プロデューサー 花岡直弥氏 コメント
2024年も年明け直ぐから、泊まれる演劇の最新公演を上演できることを大変嬉しく思います!
『Moonlit Academy』では建物を不可思議な寄宿学校に見立て、セレモニーに招かれたゲストの皆様と一癖も二癖もある生徒や教師たちとの交流から幕を開けます。選択式の模擬授業や校内アナウンス、食欲そそる給食の匂いなど、青春時代にタイムスリップしたようなノスタルジーも感じていただけるよう、日本の学園文化のモチーフもいくつか混ぜ込みながら制作しています。また今作ではダークでミステリアスな体験も含まれますので、そのギャップも是非お楽しみください。
昨今世の中での没入(イマーシブ)体験の注目度は一気に高まりました。これからも泊まれる演劇では、没入感・ストーリーのユニークさ・体験の自由さ・感情の揺れ幅どれをとってもゲストの皆様に最高に満足頂ける「究極の没入体験」を目指して参ります。心も体も200%解き放てる唯一無二の夜に、どうぞご期待ください!
会期:2024年2024年1月19日(金)〜3月17日(日)※途中休演日あり
場所:HOTEL SHE, OSAKA(大阪府大阪市港区市岡1-2-5)
料金:一部屋1名あたり21,000円~(税込)