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ジョイポリス、屋内コースターの点検作業を小型ドローンで実施

2023年9月21日 あとなび

東京ジョイポリスは、「撃音 ライブ コースター」の点検を、点検ドローン「IBIS2」を活用して実施しました。

屋内コースターを業界最小ドローンで点検

東京ジョイポリスは、屋内施設ながらジェットコースター「撃音 ライブ コースター」が駆け抜けており、高所かつ点検用⾜場がないレール溶接部などの点検は、アクセスができず、さらに地上からの目視点検では困難であるという課題がありました。

これまで、点検時には足場を設置していましたが、コスト削減や安全性の向上のため、ドローンの活用を検討していました。

2023年4月「東⽇本遊園地協会技術研究会」が浜名湖パルパルで開催され、浜名湖パルパルがジェットコースター点検にてドローン活用実績があること、実施企業について紹介され、ドローンの点検に至りました。

株式会社スカイブリッジと椿本興業株式会社による検討で、株式会社Liberawareの点検ドローン「IBIS2」を利用することに決定しました。「IBIS2」は、わずか20cmと業界最⼩クラスの屋内狭⼩空間専⽤の点検ドローンです。

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リアルタイムで映像を確認しながら点検

屋内コースターの点検では、屋内で狭所、高所、暗所にあるレール全周を、ドローンが深く⼊り込み撮影する必要があります。そのため、狭⼩空間専⽤の点検ドローンを使用し、点検箇所の、わずか数cmまで近づき撮影。東京ジョイポリス保全担当者も、操縦者の撮影映像をリアルタイムで確認しながら、点検を行いました。

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東京ジョイポリス副館長 関口氏コメント

以前、メンテナンス業務を担当していた際に、アクセスしにくい場所をどう点検するか常に考えていた。その1つの選択肢として、ドローン点検に興味があった。

浜名湖パルパルさんで、(椿本興業・スカイブリッジが)ドローン点検を実施したという話を聞いて、社内で検討し、今回、依頼をさせて頂いた。コースターの点検は、非常に有効な方法だと分かったので、今後は別の設備点検への展開も検討している。具体的には、ステージ(舞台)の照明など、アクセスしにくい場所を対象とし、ドローン活用を拡げていきたいと考えている。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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