鴨川シーワールドは、鴨川市東条海岸で今年初めてのアカウミガメの産卵を、2023年7月27日(木)に確認しました。
鴨シー前の海岸で産卵を確認
千葉県の海岸では毎年6月~8月にかけてアカウミガメの産卵が確認できます。鴨川シーワールドは、その時期に合わせて毎朝係員が海岸の調査を行いっています。
2023年は、7月27日(木)に鴨川シーワールドの目の前に広がる東条海岸で、アカウミガメが産卵のために上陸した痕跡を発見しました。その後、ウミガメの卵を取り扱うことができる「採捕許可」を持つ飼育員が産卵場所の調査を行い、深さ約30~50cmの砂の中に卵を確認しました。
保護策を設置し見守り
今回の産卵場所は砂浜の奥の比較的高い位置にあったため、今のところ卵を移動する必要はないと判断し、産卵場所の周囲に保護柵を立てて、引き続き卵を見守ることにしました。今後、台風などにより卵に危険がおよぶ可能性がある場合は、鴨川シーワールド内「ウミガメの浜」への保護について検討をしていきます。