スマスイ、絶滅危惧の「タナゴ展」 珍しい生態を観察

2022年5月4日 あとなび

神戸市立須磨海浜水族園(スマスイ)では、企画展「タナゴ展」を、2022年4月29日(金・祝)〜5月29日(日)の期間、開催しています。

二枚貝のえらの中で過ごす珍しい生態

企画展「タナゴ展」では、関西圏に生息するタナゴ類を展示。

「タナゴ」と呼ばれる魚たちは、生きた二枚貝の中に卵を産み、産まれた子どもは二枚貝のえらの中で過ごす珍しい生態をしています。また、産卵期を迎えたオスの体色は「婚姻色」という華やかな色に変わり、その美しい姿もタナゴの魅力の一つです。近年では、タナゴ類のほとんどは環境問題や外来種の脅威によって生息数を減らしており、絶滅の危機に瀕しています。

企画展を通して、珍しい生態や生息数が減少している要因など詳しく紹介いたします。

また、期間中に企画展内で撮影したタナゴ類の写真に「#スマスイ」を付けて、TwitterもしくはInstagramに投稿すると「タナゴ マグネットステッカー」がもらえるSNS連動企画も実施します。

タナゴ展
展示期間:2022年4月29日(金・祝)~5月29日(日)
展示場所:本館2階 企画展ブース
展示生物:タナゴの仲間 8種約50点
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
関連記事

-,