イマーシブ・フォート東京は、ザ・シャーロック~ジェームズ・モリアーティの逆襲を、2025年3月1日(土)より上演しています。
イマーシブ・フォート東京「ザ・シャーロック」がリニューアル
イマーシブ・フォート東京は、1周年を迎える3月1日(土)より有料のイマーシブシアターのみを運営する施設へとリニューアルしました。
中でも最大の規模を誇る「ザ・シャーロック」は、2幕制のイマーシブシアターにリニューアルしました。
新キャラクターも登場し、これまでの物語に新たな展開が加わります。
これまでの物語を凝縮した第一幕
ショーのエントランスの位置が変わり、これまで「ザ・キャバレー」だったエリアが、プレショーエリアになりました。
バンダナを受け取り、口を覆いながら、注意事項などを聞きます。そして、幕が開くと、一斉にベイカー街の街並みへと足を踏み入れていきます。
第一幕は、これまでの「ザ・シャーロック」の物語を再編集して構成。次々と連続殺人事件が発生していきます。
ゲストはバンダナをつけて、キャストからは視認されない無の存在になります。ホームズとワトソンの推理や、キャラクターたちのやり取りを、目の前で見られる“体験型演劇”です。
特定のキャストを追いかけていくなど、自分だけのルートで物語を体験。次にどんな事件が起きるのか、犯人の正体は誰なのか、シャーロックたちと共に自分でも推理を組み立てていきます。
これまでバーエリアだった場所は、新エリアとして生まれ変わっており、ここでも物語が展開。従来の「ザ・シャーロック」を楽しみ尽くしている人にも、新たな物語が見えてきます。
第一幕のラストは、従来の「ザ・シャーロック」のラストと同様の裁判で、連続殺人事件の犯人を、ゲスト全員が目撃します。
全く新しい第二幕
第一幕が終演すると、約20分間の休憩です。「ザ・シャーロック」はかなり早足で歩き回ることがあるため、ゆっくりと足を休めます。
トイレに行ったり、飲み物を買ったり、裁判所が休憩用の椅子として開放されていたり。この時間はゲスト同士での会話も可能。体を休めつつ、第二幕に向けて物語を整理する時間です。
そして第二幕が開幕。簡単に第一幕のあらすじが放送で述べられ、初めての人でも概要を把握できます。
広場を舞台に、第一幕のラストを受けたシーンからスタート。これまでの「ザ・シャーロック」にはなかった、完全新規のシーンが展開されます。そして再びベイカー街のあちこちへとキャラクターが散らばっていき、ゲストも好きなシーンを追いかけていきます。
新キャラクターも登場し、声をかけられると、ストーリーを別の角度から追いかけていく特別な体験が発生することも。
解決したはずの連続殺人事件に隠された秘密が、シャーロックによって暴かれていきます。
モリアーティ教授が登場
従来の推理とは次元の異なる展開に翻弄されるシャーロックたち。物語は再び広場に集結していきます。
新キャラクターとして、シャーロック・ホームズの宿敵、ジェームズ・モリアーティ教授が登場。
モリアーティが仕組んだ作戦、そしてシャーロックが取る決断とは。
一度体験しただけでは全てを理解できないであろう壮大なストーリーがフィナーレを迎えます。
最後にはキャストが再登場しカーテンコールも実施。より演劇らしさを増した演出で終演です。
終演後にはドリンクチケットをプレゼント。シャーロックをテーマにしたドリンクを飲みながら、考察を巡らすことができます。
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