上越市立水族博物館うみがたりは、うみがたりのGW2023を、2023年4月22日(土)から開催しています。
ウミガメ展示
海中を悠々と泳ぐ姿が魅力のウミガメを期間限定で展示します。ウミガメは、外敵による捕食や人間による捕獲のほか、海洋汚染や海洋ゴミの誤飲に起因する死亡など、海洋環境の悪化によって世界的に生息数が減少しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて、絶滅の恐れがある生きものとして指定されている種もいます。
今回は、海洋環境問題のシンボルでもあるウミガメの展示を通して、環境保全の大切さをより多くの方々に知ってもらうために、上越地方の海域にも来遊することがあるアオウミガメとアカウミガメの2種を生体展示するとともに、2種の見分け方や生態、海洋環境との関わり、海洋汚染の現状などをパネルで紹介します。
展示生物:アカウミガメ、アオウミガメ
場所:1階タッチングプール
協力:串本海中公園
G7~うみがたりのGenge7~
新潟市では、5月11日(木)〜13日(土)の期間、G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されます。うみがたりでは、G7開催にちなみ、「G7~うみがたりのGenge7~」と題し、上越沖の深海に生息するゲンゲ亜目7種(うみがたりのGenge7)を展示します。
ゲンゲ類は鮮度の低下が早いため、食用にならない魚=下魚(ゲギョ)が名前の由来であるといわれていますが、美味でコラーゲンが多く含まれているため、新潟県内では食用としてなじみのある魚です。
場所:2階神秘なる海へ
展示生物:ノロゲンゲ、アゴゲンゲ、クロゲンゲ、タナカゲンゲ、ナガヅカ、オホーツクゲンゲ(標本)、アシナガゲンゲ(標本)
「こがね丸」就航記念展示
4月29日(土)からの小木~直江津航路のカーフェリー運航開始を記念し、4月22日(土)から「佐渡」にまつわる展示を行います。3階日本海テラスから見える佐渡島の擬岩と直江津エリアを結んだ航路にフェリーの模型を展示するほか、2階のうみがたりチューブ横には、佐渡島のダイビングで有名なコブダイの紹介パネルを展示して佐渡の魅力を届けます。
「うみがたり大水槽」は目の前の日本海の海底地形を1万分の1のスケールで再現しており、水上の「日本海テラス」からは、ジオラマで再現した佐渡島が見られます。
日時:2023年4月22日(土)~5月12日(金)
場所:3階日本海テラス、2階うみがたりチューブ
※小木~直江津航路の運航開始は4月29日(土)からとなります。
コラボドリンク
レストランでは、透明ドリンク(600円)を販売。ブルーハーブのシロップにレモン果汁が入って爽やかな味わいを楽しめます。
料金:600円
期間:2023年4月28日(金)~5月21日(日)