「ジブリパークとジブリ展」が、愛知県美術館にて、2022年10月29日(土)~12月25日(日)の期間、開催されます。
ジブリパーク制作の舞台裏を紹介
ジブリパークは、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に誕生し、2022年11月1日(火)の第1期開園では「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」の3エリアがオープンします。開園を記念して、ジブリパーク誕生の舞台裏を紹介する「ジブリパークとジブリ展」が、10月29日より、同じ愛知の地で開催されます。
ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗監督の、これまでの仕事と作品を振り返るとともに、スタジオジブリの最新作ともいえる「ジブリパーク」をどのように考え、描き、つくっているのかを、初公開となる数々の制作資料とともに紹介。ジブリパーク誕生に至るまでの背景、施設にまつわる秘密に迫ります。
ジブリパークのつくりかた
ジブリパークは、アニメーションの世界を自分の足で歩き、秘密を発見する場所です。宮崎吾朗監督が指揮する、ジブリパーク制作の裏側を紹介します。
「ジブリの大倉庫」に登場する「にせの館長室」を再現展示。映画『千と千尋の神隠し』の湯婆婆が執務室で仕事に没頭する姿を見られ、撮影も可能です。
「バロンの人形」展示
「青春の丘」からは、映画『耳をすませば』に登場するバロンに出会えます。バロンの人形を制作する過程で使用された素材や模型などを展示します。
来年開業エリアも
「魔女の谷」は、2024年3月開園予定。映画『ハウルの動く城』に登場する「ハウルの城」を建てる過程で使用された貴重な模型を展示します。
ジブリのなりきり名場面展
「ジブリの大倉庫」で行われる3つの企画展示のひとつ「ジブリのなりきり名場面展」。
スタジオジブリ作品で描かれた印象的なシーンを立体造形やパネルで表現する展示から、映画『千と千尋の神隠し』のワンシーンが登場します。千尋の気分になってカオナシと一緒に記念撮影ができます。
サツキとメイの家を再現
「どんどこ森」の「サツキとメイの家」は、「愛・地球博」のパビリオンとして、宮崎吾朗監督が陣頭指揮を執り、本当に人の住める家として建てられました。
本展ではこの家を1/5サイズで再現。内部の写真も公開します。さらに、実際に使用された部材を使用し、書斎のテラスに設置されていたパーゴラ(格子状の日除け棚)も本物と同じサイズで登場します。
「サツキとメイの家」の展示は撮影も可能です。
ネコバスも登場
映画『となりのトトロ』からは、ネコバスも登場。展示の冒頭で、お出迎えしてくれます。子供だけでなく、大人も座って写真を撮って楽しめるネコバスです。
※撮影は外観のみ
ジブリ美術館の企画展示も
三鷹の森ジブリ美術館で2021年6月〜2022年5月に開催された企画展示「アーヤと魔女」展を再現。宮崎吾朗監督が自ら、2Dセルアニメーションと3DCGアニメーションの違いや、背景美術や小物、食べ物の表現、スタジオジブリならではの3DCGアニメーションのつくり方などの舞台裏を解説します。
他にも、三鷹の森ジブリ美術館、映画『ゲド戦記』や映画『コクリコ坂から』など、宮崎吾朗監督のこれまでの仕事を貴重な資料とともに一挙紹介します。
展覧会オリジナルグッズ
展覧会特設ショップには、「ジブリパークとジブリ展」オリジナルグッズが登場。さらに、ジブリパークやスタジオジブリ作品に関するグッズも販売します。
モーニングの文化をデザインに落とし込んだ小倉トーストと小トトロがレトロにデザインされた、愛知会場限定グッズが登場。ピンズ(880円)や手ぬぐい(1,100円)が登場します。
ダイカットステッカー(550円)は、展示をモチーフにした展覧会オリジナルエンブレムのステッカー。『となりのトトロ』、『猫の恩返し』、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』をラインナップ。
『となりのトトロ』のトトロたちの大好きなどんぐりがあしらわれた、トトロのおみやげバンダナ(1,430円)は映画のシーンを再現できるよう。
会場特設ショップは本展入場者限定です。
会期:2022年10月29日(土)~12月25日(日)
会場:愛知県美術館(〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階)
開館時間:10:00~18:00 金曜は20:00まで(入場は閉館1時間前まで)
休館日:毎週月曜日(10月31日は開館)
観覧料(日時指定券)
平日:一般1,700円/高大生1,100円/小中生600円
土日祝:一般1,900円/高大生1,300円/小中生800円
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