東京ディズニーランドのキャラクター出演者が株式会社オリエンタルランドを相手取った訴訟の地裁判決が、2022年3月29日(火)、言い渡されました。
OLCに安全配慮義務違反があったと認定
東京ディズニーランドでキャラクター出演者として勤務していた41歳の契約社員が、東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドに対し、330万円の損害賠償を求めた訴訟。原告である元出演者は、2008年4月から雇用、2013年1月から5年にわたり上司から複数回のパワーハラスメントを受けて体調を崩したとして訴えました。
判決では、株式会社オリエンタルランドに対し、安全配慮義務違反があったと認定。88万円(慰謝料80万円・弁護士費用8万円)の支払いを命じました。パワハラと主張された暴言については「一部は認められるが必ずしも違法とは言えない」としました。
株式会社オリエンタルランドの発表
本日、当社出演者から当社が提訴されている訴訟の判決が言い渡されました。
今回の判決において、当社の主張が一部認められなかったことは誠に遺憾であり、判決内容を精査した上で今後の対応を検討してまいります。
なお、原告が主張するパワーハラスメントに該当する発言は認められませんでした。
ゲストの皆様をはじめとする日頃より当社を支えて下さるすべての皆様に対し、ご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。