テーマ・エンターテイメント協会(The Themed Entertainment Association)は、2026年の THEA(ティア)賞を発表しました。
ユニバーサル新パークが4部門を受賞
THEAは、テーマパークなどの業界団体であるTEAが発表する賞で、1994年から発表されており今回で32回目。卓越したテーマパーク、顧客の体験、アトラクション、展示物、場所およびそれらの製作に携わった人物などに与えられ、過去には、テーマパークやオリンピックの開会式など、クオリティの高いエンターテイメント施設やプログラムなどが数多く受賞しています。
今年のTHEA賞では、6月にオープンしたユニバーサル・オーランド・リゾートの新テーマパーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」が最多となる4部門で受賞しました。
テーマパーク部門でパーク全体が受賞したほか、アトラクション部門で「モンスターズ・アンチェインド:フランケンシュタイン・エクスペリメント」、ライド・エクスペリエンス部門で「ハリー・ポッター・アンド・ザ・バトル・アット・ザ・ミニストリー」、テーマランド部門で「ヒックとドラゴン:バーク島」が受賞しました。
なお、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」と「マリオカート ~クッパの挑戦状~」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで2021年にアウトスタンディング・アチーブメント部門を受賞しており、ユニバーサル・エピック・ユニバースの全テーマエリアがTHEA賞を受賞したことになります。
ユニバーサル・クリエイティブでは、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」や「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」などを手がけたデール・メイソン氏が生涯にわたる功績を称えるバズ・プライズを受賞しました。
日本ではこち亀記念館が受賞
こち亀記念館
大手パークでは、レゴランド上海がテーマパーク賞を受賞。
ディズニーは、ディズニー・クルーズラインのディズニー・トレジャー号「ホーンテッドマンション・パーラー」がテーマフード賞を受賞するにとどまりました。
日本からは、亀有に3月開業した「こち亀記念館」が、ミュージアム賞を受賞しました。
©秋本治・アトリエびーだま/集英社


2025年11月23日 






