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長崎くんち演目にもある長崎・ベトナムの愛の物語「アニオー姫」をハウステボス歌劇団が描く 歴史歌劇「花は海を越えて-Princess Anio-」

2025年10月8日 あとなび

ハウステンボスは、歴史歌劇「花は海を越えて-Princess Anio-」を、2025年8月1日(金)〜2026年4月12日(日)の期間、上演しています。

長崎とベトナムをつなぐ愛の物語

荒木宗太郎役・チーム華 トップスター 紫城けい

ハウステンボス歌劇団は、ハウステンボス歌劇大劇場を中心に、毎日レビューショーや歌劇ミュージカルを公演しています。

今回は、歴史歌劇「花は海を越えて-Princess Anio-」を長期公演。

ホア姫(アニオー姫)役・舞音帆乃佳

江戸時代初期の長崎とベトナムが舞台。

長崎の貿易商人・荒木宗太郎が朱印船貿易でベトナムを訪れます。荒木はある娘と出会いますが、彼女はベトナムの王女・ホア姫でした。

ベトナムで芽生えた恋、国を越えて結ばれた2人。ベトナムの王は姫を異国へ嫁がせることに反対しますが、やがて本物の愛を見て結婚を許し、長崎へと送り出します。

激動の時代に翻弄されながらも愛を紡ぐ、長崎とベトナムをつなぐミュージカル作品です。

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長崎の祭りでも描かれる物語を少女歌劇に

北林佐和子

荒木宗太郎とアニオー姫の物語は史実です。姫は結婚後、生涯を長崎で過ごし、長崎の人々から「アニオーさん」として親しまれていました。

長崎市内で毎年10月7〜9日に行われている祭り「長崎くんち」では、7年に1度の本石灰町が踊町の年に「御朱印船」として、荒木宗太郎とアニオー姫の航海を表現しています。

今回は、ハウステンボス歌劇団をはじめ、松竹座、新歌舞伎座、明治座作品を手がける北林佐和子氏が演出。長崎で親しまれてきた物語を、少女歌劇の演目として描いています。

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ながさきピース文化祭応援事業

ロンヴォン役・チーム輝 トップスター 青蘭そら

長崎県では、第40回国民文化祭、 第25回全国障害者芸術・文化祭「ながさきピース文化祭2025」を開催中。

「花は海を越えて-Princess Anio-」は、ながさきピース文化祭2025の応援事業となりました。長崎から文化を通じて平和を発信する作品のひとつとなります。

他に、ハウステンボス天鼓「Coojaaa!!〚クージャー!!〛 ~和が跳ねる、音が舞う。 非日常が、はじける。~」、ハウステンボス美術館「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」も、ながさきピース文化祭2025の応援事業になっています。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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