ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、大阪府「子ども輝く未来基金」へ約400万円の寄付目録贈呈式を、2024年11月22日(金)に実施しました。
チャリティプログラムで約400万円を寄付
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2024年4月に新CSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」を発表しました。
推進活動の一環として、8月より「LOVE HAS NO LIMIT チャリティTシャツ」を発売。売上の約20%を寄付します。
チャリティTシャツの売上に加えて、9月5日(木)の国際チャリティ・デーに実施したSNS参加型のチャリティ・キャンペーンによる寄付、11月22日(金)〜11月29日(金)の期間に実施した、寄付付き「ジョーズ・フォト」を加えて、寄付総額は約400万円に達する見込みです。
この寄付目録を、合同会社ユー・エス・ジェイ 村山卓 執行役員副社長CMOから大阪府渡邉繁樹副知事へ贈呈しました。
チャリティTシャツ
チャリティTシャツは8月から発売。11月末までに約160万円を売り上げました。
新たに第2弾のアイテムが11月15日(金)より発売に。セサミストリート(エルモ)のTシャツ(4,500円)や、ピーナッツ(スヌーピー)のスウェット(6,700円)などが販売されています。
このチャリティ・プロジェクトは、ユー・エス・ジェイだけでなく、ゲストもチャリティ活動に参加できるよう実施しているもの。パークの中でエンターテイメントを楽しみながら「LOVE HAS NO LIMIT」を推進しています。
廃食油をジョーズ燃料に
アトラクション「JAWS(ジョーズ)」では、11月22日(金)よりバイオディーゼル燃料の使用を開始しました。
パーク内のレストランで利用される食用油から生じる廃食油を精製し、約80%がバイオディーゼル燃料に生まれ変わります。バイオディーゼル燃料は軽油と混合し、バイオディーゼル燃料5%混合軽油として利用されます。
これからの取り組み
バイオディーゼル燃料は、アトラクション以外でも、発電や夜間メンテナンス用の作業車両での使用を見据えて実証実験中。他社での活用や、将来的なSAFなどでの利用も検討しています。
パークフードの生ゴミ処理機を導入し、生ゴミを液肥化し従業員エリアの植栽にて試験検証中です。将来的には液肥をパーク内の植栽用肥料にしたり、提携農家へ提供することを目指しています。
また、パークでは世界観を守るために工事中の足場を隠すイメージシートを使用していますが、役目を終えたシートを廃棄するのではなく、有効活用しようとアップサイクルバッグを開発し一部を従業員に配布する取組みも行いました。
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