「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争THE STAGE」が、ヒューリックホール東京にて、2024年2月23日(金・祝)~3月3日(日)の期間、公演されています。
FF初の初のストレートプレイ型舞台
FFシリーズの最新タイトルとなるスマートフォン向けRPG「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」(FFBE幻影戦争)は、2015年に発売された『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』と世界観を共有するタクティカルRPGで、累計ダウンロード数は2,400万(2022年8月時点)を超え、常に上位をキープする大人気タイトルとして幅広い層のゲーマーから支持を集めています。そのFFシリーズにおける初のストレートプレイ型の作品として舞台化されたのが「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争THE STAGE」です。
物語の舞台は、列強国に囲まれながらも「赤き獅子の国」の異名で一目を置かれる存在であり続けていた小国リオニス。その理由は「翼ある者」に授けられた「指輪」にあり、具現化された想いを使役し戦わせることのできる力「ビジョン」は、各国にとってそれ程までに大きな脅威に。しかし、残酷な運命は絆や愛、そして友情までをも静かに蝕んでいき、それはリオニスに生まれた双子の王子、モントとシュテルとて例外とはならず、彼らの確執は、その後長きに渡る幻影戦争の戦端を開くことに…。
バトルシーンを殺陣で見せる
会場となったヒューリックホール東京には、この劇場特有のやや奥行が浅めながら、高さ方向に余裕を持った台形型の階段状の舞台セットが組まれます。
公開ゲネプロ開始前に行われた開幕直前取材にて、モント役の吉田仁人さんを筆頭にキャスト陣が口を揃えてコメントしていたのが、FFBE 幻影戦争のゲームのバトルシーンを彷彿とさせるような、約1か月間に渡る稽古の成果である、要所要所で魅せる高度な殺陣・アクションシーン。
殺陣・アクション舞台の経験が少ない出演者も全力で挑んでいる気概が感じられ、経験が豊富なキャストは殺陣において武器同士が当たる瞬間の力の入れ具合等、芝居以外にも意識する部分を大切にしていると話します。
特殊効果でゲーム世界に没入
そのキャストの奮闘ぶりに花を添えるのが特殊効果。舞台セット、及び後方のホリゾント幕には召喚獣や魔法の映像演出が効果的に施されます。さらに、フルカラーレーザーの空間演出により、座席種別に関わらず、観客の物語への没入度を高めています。
また、美男美女のキャスト陣をこれでもかと引き立てているのが、専門スタッフの手によるゲームビジュアルに一歩も見劣りしない舞台衣裳とや武器の数々です。頻繁に行われる客席通路演出などでキャストの華麗なマント裁きを見られるかもしれません。
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。