四国水族館は、「人鳥(ペンギン)の景」にて、かっぱの造形作品を、2022年12月28日(水)から展示しています。
鳥インフルを受けペンギン展示休止
四国水族館では、2022年11月7日(月)に香川県内で鳥インフルエンザ陽性反応が確認されたことにより、立地する宇多津町も野鳥監視重点区域に指定されました。これを受けて、2022年11月9日(水)より当面の間、ペンギンの展示並びに一部プログラムを休止しています。
ケープペンギンの展示を休止しており、「人鳥の景」展示プールは空っぽの状態でした。
そこで、高知県にある海洋堂かっぱ館の協力で、8体のかっぱを展示しています。
かっぱ館と再びコラボ
海洋堂かっぱ館は、まるで生きているかのようなリアルな河童から可愛らしい河童まで、「四万十川カッパ造形大賞」に世界中から応募されたカッパ造形作品およそ1700点の中から約600点が展示されています。
四国水族館とは、2022年春にコラボ企画を開催した縁もあり、四国の伝承にもたびたび登場するかっぱを展示したいとの相談を海洋堂が快諾したことから展示が実施されました。
かっぱ館が所蔵する8体のかっぱは、地元高知県の間伐材を利用して作られた作品です。高知らしく坂本龍馬をモチーフにした作品や、何か会話をしているような作品など、ユーモアあふれるものばかりです。