ハイランドリゾート ホテル&スパに「富士急行線ルーム」が、2023年7月29日(土)より登場しました。
客室に1000系・1202号編成がよみがえる
1994年から26年にわたり富士急行線で運転され、2020年10月に引退した「1000系・1202号編成」の部品を再利用した鉄道コンセプトルームで、『鉄道BIG4』の1人である南田裕介さんが監修しています。
渡り板を通り部屋へ入れば鉄道ファン夢の空間
ホテルのドアを開けると、車両の窓枠を通して沿線の自慢の景色、雪化粧の富士山がお出迎え。
実車で使用されたホロをくぐり、渡り板を通ると、メインの寝室には先頭車両を再現した造作が。大迫力の眺めです。方向幕を好みのものに回したり、前照灯を点灯させたりすることができます。
運転台も実車の部品が数多く用いられています。専用のマイクで車内放送も行えます。
富士急行線の難所、通常の車両が登る坂としてはかなり急な三つ峠~寿間などに存在する急勾配。最大勾配40パーミルを伝える標識も室内のデザインとして取り入れられています。
ダイヤグラムや路線図をモチーフにしたノベルティがセットになっており、こだわりの詰まったアイテムを持ち帰ることができます。
車両の”顔”、そしてリアルな運転台を心ゆくまで楽しめる貴重なコンセプトルームが誕生しました。