カワスイ 川崎水族館の運営会社が、民事再生手続開始の申し立てを、2022年3月28日(月)に行いました。
コロナ長期化で民事再生手続
カワスイ 川崎水族館の運営事業を行う株式会社アクア・ライブ・インベストメント並びにその子会社である株式会社アクア・ライブ・ネイチャー及び株式会社アクア・ライブ・ギフトは、川崎水族館合同会社とのアセットマネジメント契約に基づき、2022年3月28日(月)に、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行いました。また、同時に、川崎水族館合同会社についても、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行っています。
カワスイは、2020年7月に開業。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大長期化の影響により来館者数が伸び悩み、厳しい経営状況が続いたことにより、民事再生手続開始の申し立てとなりました。
スポンサー企業と契約予定
この民事再生手続は、スポンサー支援を前提とするものです。株式会社イグニスとスポンサー契約締結に向けた基本合意を締結しています。
裁判所及び監督委員とも相談しつつ、イグニスとの間で正式なスポンサー契約を締結して、事業を承継することにより、事業が再生される計画です。
スポンサー企業「イグニス」
株式会社イグニスは、スマートフォンアプリ事業を創業事業とし、その後マッチング事業、オンライン医療事業、AIロボット事業、モビリティ事業、エンターテインメント事業など様々な業界とIT技術を組み合わせた多様な事業展開に成功しているインターネット企業です。
カワスイは今後も営業
この申立て後も、カワスイは通常通り営業します。
すでに購入されている入館チケットや年間パスポートなども引き続き利用でき、今後のチケット販売もこれまで通り継続されます。