東京ドームシティ アトラクションズは、2026年8月3日(月)に運営再開します。
死亡事故で全アトラクション休止中
東京ドームシティ アトラクションズでは、4月21日(火)11:50頃、「フライングバルーン」において、定期点検作業中の従業員が死亡する事故が発生しました。
これを受け全施設の営業を休止。7月10日(金)に事故調査委員会報告書が取りまとめられたことから、再発防止策を実施した上で再開が決定しました。
事故を起こした「フライングバルーン」は撤去。「パワータワー」は休止を継続します。
事故の経緯と再発防止策
フライングバルーンは12名までの乗客が回転しながら高さ約8.5mまで上昇するアトラクション。
2024年12月18日にオープンし、設計および製造はイタリアのMoser’s Rides社が行い、国内での設置に伴う設計・施工や保守点検の支援は豊永産業株式会社が担っていました。
事故時は、技術グループ社員が月次定期点検作業を行っており、被災者はライドを最上部に上昇させた状態で点検を実施していました。しかし、マニュアルにない電磁弁の作業を行なったことで油圧が抜け、ライドが自重により落下し、被災者が挟まれました。消防による救助活動が行われたものの救出には約5時間を要し、病院で死亡が確認されました。
運営会社とメーカー・施工会社との責任分担、技術グループ内での裁量範囲の曖昧さがマニュアルにない点検作業を行なった原因と評価されています。
東京ドームシティ アトラクションズでは、2011年に「スピニングコースター舞姫」で乗客が死亡する事故が発生。この際にも再発防止策が講じられましたが、乗客の安全性を重視する中で従業員の安全対策が不十分であったことが指摘されています。
全アトラクションでの安全リスクの洗い出し、非定常作業時の分担や手順の策定などの再発防止策を実施。今後は、座学などの職場外研修を取り入れた育成プログラムや社内資格制度を検討しています。




