ハウステンボスは、ホライゾンアドベンチャーを、2026年8月17日(月)をもってクローズします。
ハウステンボス最古のアトラクションがクローズ
ハウステンボスで現役最古のアトラクション「ホライゾンアドベンチャー」が、ついに8月17日(月)をもってクローズします。
パーク開業翌年の1993年3月にアトラクションタウン(当時は「ニュースタッド」エリア)にオープン。何度もリニューアルしながら、33年間にわたり運営が続いてきました。
周辺で「ミッション・ディープシー」「エアクルーズ・ザ・ライド」「エヴァンゲリオン・ザ・ライド -8K-」と新アトラクションが登場する中、「ホライゾンアドベンチャー」も新施設の対象となりクローズが決定しました。
17世紀オランダで実際に発生した大洪水
ホライゾンアドベンチャーはシアタータイプのアトラクション。実際に17世紀のオランダで発生した大洪水を体感できます。
800tもの本物の水が流れ、椅子が揺れ、霧や稲妻、波の演出で、迫力ある体験ができます。
舞台は17世紀のオランダ。オランダは海抜が低く、水の脅威と戦い続けている国です。
ハウステンボスの名物である風車や運河も、オランダと水の関わりを感じさせます。
一方ハウステンボスは長崎の海に面しており、運河も外海と水門で接続しており、運河では魚が泳いでいる様子も見られます。
ホライゾンアドベンチャーでは、シアター内にオランダの街並みを再現。
舞台は17世紀のオランダです。日本が江戸時代だった当時、鎖国政策の中で長崎では出島でのオランダ貿易が行われていました。この縁から長崎にオランダ村やハウステンボスが誕生しました。
オランダと長崎の縁がこの地にハウステンボスを生み出しました。海がこのテーマパークを繋いだ一方で、大洪水も起こしました。この海の精の2面性を伝えてくれるのが、ホライゾンアドベンチャーです。
海の精の伝説を体感
オランダの街並みは夜になり、一軒ずつ明かりが灯っていきます。その中の一室にシルエットが見え、語りかける声が。
子供たちが家を抜け出し、祖父の元へとやってきました。いつもお話を聞かせてくれる祖父は、海の精「ラン」の物語を話します。
水屋の親子は長旅の中で父親を亡くしてしまいます。一人になった娘は街で水を売りましたが、井戸の水で商売をしていた別の水屋が妬み、水が腐っていて父親は腐った水で死んだとデマを流します。デマに翻弄された人々は娘の水を捨てて追い出しました。
海の精「ラン」はこれが許せず、その晩に大洪水を起こしたのでした。
一筋の水が海に流れ込むと、噴水が上がり、怒ったランが現れます。そして雨が降り、海面は波打ち出し、やがて大量の水が流れてきます。
空からは大量の水が降り注ぎ、家の上からも濁流が流れます。人間にはどうしようもできない水の威力を感じさせられる体験です。
夜が明けると再び祖父の家。ランは本来は優しい海の精であることを語りかけ、虹がかかるようにフィナーレを迎えます。
ハウステンボスの歴史と文化を伝え続けてきたアトラクションが幕を下ろします。
※写真は2023年のリニューアル時に取材・撮影したものです。








































