志摩スペイン村は、「アクアポニックス」の学生団体向け体験プログラムを、2025年5月22日(火)から実施します。
テーマパークで環境にやさしい農法体験
アクアポニックスは、水産養殖と水耕栽培を組み合わせた環境にやさしい循環型農法のシステム。水産養殖の「Aquaculture(アクアカルチャー)」と、水耕栽培の「Hydroponics(ハイドロポニックス)」を掛け合わせた造語です。
志摩スペイン村パルケエスパーニャ駐車場横のピクニック広場の一角に設置されています。
4月中旬に建設および設備の設置を完了しトマトの苗を植え、5月21日(水)にシジミの生育を開始し、試験的な運用を行います。水槽でシジミを育て、その排泄物をバクテリアが水中で栄養素に分解し肥料に変えて、トマトを栽培します。収穫された食材は将来的に、テーマパークの飲食施設でメニューの一部として提供する予定です。
教育プログラムとして提供
体験プログラムは、教育旅行で志摩スペイン村へ来園した学生団体向けのプログラムとして提供。
「資源の循環利用」や「食の生産」など、持続可能な社会の実現に関心を持ってもらうことを目的に、本施設を見学し、担当者からアクアポニックスによる農法のしくみや意義についての説明を聴くことができます。